ルークが目を覚ますと、目の前にフレンの顔があった

(!?何で俺、ここで寝てんだ?)

その瞬間、先程の痴態を思い出し、ぼすんと顔を真っ赤に染めた。今すぐにでも立ち去りたくて、フレンの腕からそっと抜け出す。部屋から出ると、ドアの前でしゃがみこんだ

(何で流されてんだよ、俺〜)

だが、男に触られたというのに嫌悪はなかった。自分は淫乱なのか、と真剣に悩む

「どうしました?そんな所に座って」

思考に没頭していた所為かジェイドの気配に全く気付かなかった

「い、いえ、何でもありません。お帰りなさいませ、ジェイド様」
「そうですか?何か深刻そうでしたので」

ルークは立ち上がり、ジェイドの荷物を持とうとするが、その腕を逆に持たれてしまう。ぴくっ、と身体が震える

「お風呂に入りたいので、背を流してもらえますか?」
「え?」

有無を言わさず、ジェイドは浴場へとルークを引っ張っていく

「あ、あのジェイド様!服は自分で…」

何故かルークの服を脱がそうとするジェイド

「おや?これは…」

上着のボタンを外していくと、鎖骨辺りに、綺麗に赤く散っていた。ジェイドは所有の証を手で撫でる

「――っ!」

ジェイドは目を細め、証に唇を寄せ思いっきり吸う

「――ぁんっ」

びくんと揺れたルーク。ジェイドは全てを自分のに塗り替えると早々に服を剥ぎ取り、自身も脱ぐ

「ジェイド…様?」

即座に椅子に座らせられたルークの身体に、泡立てたスポンジを滑らせる

「あ、あの俺よりも」
「私は後でしてもらいますから。それよりも」

ルークの身体に密着し、わざと胸の尖りに押し付ける

「んんっ」
「誰に可愛がってもらったんですか?キスマークをこんなに付けて、乳首も立たせるなんて」

スポンジを床に置き、直に尖りを摘む

「あっ、やだっ」
「嫌じゃないでしょう?ルークのここは触ってと言わんばかりにこりこりじゃないですか」

引っ張られ、先端を爪で押さえる。すると面白いくらいにルークの身体が跳ねた

「あぁ…っ、やっ」

ジェイドはルークの耳元に口唇を寄せる

「淫乱、ですね。誰の手でも感じるのでしょう?」
「ち、ちが…っ!」

かああ、と顔を赤く染めるルーク。だが、強く否定は出来なかった

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