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ガクガクとルークの身体が震える。信じたくなかった。いい友人だと思っていたのに
「ユーリだったのか…?あの手紙も、電話も写真も、箱も!!」
ユーリは力が入らなくなったルークの手首をベッドにある手錠に掛けた
「嫌だ!離せ!」
「無駄だ。ルークが飲んだ茶には即効性の媚薬と少し身体の力を抜く作用がある薬だ。安心しろ、一時的なもんだからな」
ユーリはルークの服を剥ぎ取り、素肌を眺める
「嫌だ!帰る!ユーリの顔なんか見たくない!」
がちゃがちゃと手錠を取ろうと、力を失った腕で暴れる。ユーリは目を細め、ルークの手首と顎を掴む。びくり、と身体が震えた
「何が気に食わない?ルーク、俺が嫌いだと?顔も見たくない?あぁ、プレゼントが気に食わなかったのか?」
ユーリの手が徐々に下へ降りていき、乳首を擦り、陰茎、内壁付近へと辿り着く
「あぁ…っ」
「そうだな、悪かった。ルークはここに俺の精子を受け入れたかったんだもんな?」
ユーリの指が内壁へと侵入してくる
「いやだ…ぁ!」
気持ち悪さに吐き気がする
「ここに沢山注いでほしいだろ?孕むくらい注いでやるよ」
ユーリはルークの話を全く聞いてくれない。それどころか益々暴走している
「やだ…ぁ、ユーリ、おねが…」
目を覚まして欲しくて、名を呼ぶルーク。だが、ユーリはルークの足を持ち上げ、内壁に舌も挿入する
「ぁああ…っ!」
「ルークのお願いを聞いてやるって。まずはよく解さないとな」
舌と指が内壁を掻き回す。媚薬も加わってか、段々と快楽へと変化していく
「やだぁ…っ、ユーリ!止めて…っ!」
びくびくとルークの躯が仰け反る。気持ち悪いのに、躯はユーリを求めている。それが、涙となって零れた
「可愛いな、ルーク。もう俺が欲しいのか?」
ユーリは舌と指を抜くと引き出しからローションを取り、ルークの内壁へと掛ける
「あぁ…っ!つめた…っ」
とろとろになった内壁へと灼熱の塊を押し付ける
「いやだ…っ!それだけは…!」
怯えるルークにユーリは微笑み、足を持ち上げる
「大丈夫だ、愛してるぜ、ルーク」
そう言うと、ユーリは勢い良く貫いた
「ぁあああ――――っ!」
ルークはその衝撃に欲を放った
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