「ぁぁああぁ…っ!」

両腕を縛られて、服を脱がされ、ぐちゃぐちゃに解された後孔にローターを挿入されずっと放置されている

達したくても、陰茎の根元を縛られてしまった。イケない苦しみがルークの躯に巡る。ユーリは楽しそうにルークの乳首を弄っている

「お坊ちゃんのイキたくて苦しそうだな。だが、まだイカせてやらねーよ」

くくく、と喉奥を鳴らす。ユーリの指で弄られた乳首はびんびんに尖っている

「ひぁ…ぁっ!っけんな…っ!とれよ…っ!」

ユーリを睨むように見つめれば、意地悪く笑い、乳首を舐める

「ぁぁ…っ!」
「とったらお仕置きになんねーだろぉが」

乳首を口でくわえ、歯や舌で刺激しながら、ぐちゃぐちゃとなった陰茎を擦る

「ひ…っ!嫌だ…ぁっ!」

躯を大きく仰け反らせ、頭がスパークした。何が起こったのか分からず、唖然としてしまった

「へぇ、空イキしたのか。初めてなのに随分敏感じゃねーの。淫乱な躯しやがって。…それとも、初めてじゃねーとか言わねーよな?」

機嫌が降下しているのが分かる。ルークはまだ達する事を許されない苦しみの中、必死に口を開いた

「ば、っかじゃねーの?こんな、事すんの…おめーだけだろーが!」
「…それはどうかね」

(ライバル、どんだけいると思ってんのかね、お坊ちゃんは)

気が狂いそうなくらい、独占したくて堪らない。この鈍感貴族様は、自身の魅力に全く気付いていない

いつの間にか、どんどん惹かれ、夢中になってしまう。そんな魅力を持っているというのに

「ルークに触れるのは俺だけだ」

ルークの秘部からローターを取出し、自身の陰茎を挿入する

「ああぁぁ―――っ!」

なるべく、傷つかないようにゆっくりと奥まで進んだ

「キツ…っ!だが、これで全部だ。どうだ、初めての男の味は?」
「はぁ…っ、んぁ…っ!これ、ユーリ…?」
「そうだ、ここで繋がってんだよ」

ルークの膨らんだお腹を押してやる。はっきりと、ユーリのモノを感じたのだろう、顔を紅くした

「やっ、触るな…っ!」
「何だよ、もう動けって?」

違う、というルークの叫びを無視してユーリはピストンを始めた。味わった事などないその感触に、ルークは恐怖に襲われた

[ 4/9 ]

[*prev] [next#]
[戻る]



人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -