「やっ、ぁぁっ!とって、これ、やだぁ…っ」

縛られた手はそのままに、壁に押し付けられ背後にはジェイドが秘部を指で掻き回していた。互いに服を着たまま、シャワーを掛けられている。水で張りついた服が、気持ち悪かったが、それよりもジェイドから与えられる快感が強かった

「駄目ですよ。お仕置きなんですから。ほら、どこを触られたのですか?」
「んぁっ、なか、指で動かされ、て…っ」
「それから?」

秘部を掻き回す音が、風呂場だから余計反響していつもより鮮明に聞こえる

「まえ…っ、触られ、た」
「前?どこをですか?あぁ、もしかして」

秘部を掻き回す指はそのままに、中途半端に放置され硬くなった陰茎を下着の上から揉まれる

「ぁぁぁ…っ!」
「ルークの可愛いペニスですか?」

耳たぶを甘噛みされ、同時の快感にただ喘ぐしかなかった

その時、ドアが開き冷えた空気が入ってくる

「……おい、何で服着たまま入ってんだよ?」

シャワーを浴びようとしたのか、上半身裸のユーリだった。着替えている最中に二人の声に気付いたらしい

服を着たままだから、途中まで気付かなかったのも無理はない

「いいとこに来ましたね、ユーリ。付き合いませんか?」
「あんたから言うなんて珍しいな」

てっきり出ていけと言われると思っていたユーリは目を丸くする。それに慌てたのはルークだ

「ちょっ、待って!まだ、掃除終わってないし、夕食も…っ!」
「どっちもやりますから、ガイが」
「あんたな…。まぁ、心配すんな。据え膳食わぬは男の恥ってね」

抵抗したくても、縛られた手ではあまり動かせない。ただでさえ力の差があるのに、更に二人がかりでは適う筈がなかった

「まずはルークの口でしてくんねぇ?」
「…っ、ユーリ…」

震える手でファスナーを開け、まだ柔らかい男根を口に含んだ。入りきらない根元は手で擦る

「んっ、んんんっ」

何度もしているけど、まだぎこちない技巧。快感があるかは分からないが、ユーリから頭を撫でられる

膝立ちをしているルークの背後で、ジェイドはその間服の隙間から手を入れ、胸の尖りを弄る

「んぁ…っ!んんんっ!!」

驚いて口を離してしまったが、直ぐにくわえる。口内で段々と硬くなっていくそれに、ルークは躯が熱くなってきた

[ 5/15 ]

[*prev] [next#]
[戻る]



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -