name change
「聖川様っ!おはようございます」
真「ああ、おはようまるやま」
「今日もさおとメロンパン買うんですか?」
真「今日はじいが弁当を作っていてな・・」
「そうなんですね・・聖川様のメロンパンを買う姿、私大好きなんです!」
真「そ、そうなのか?変な奴だな、お前は。というか、その・・様付けを、やめてはくれないだろうか」
「?なんでですか?」
真「同じ学校、ましてや同い年だろう。距離感を感じてしまうではないか。それに.お前からは呼び捨てで呼ばれたい・・というのは我儘か」
「ひじりかわ、とですか?」
真「そ、そうなるか・・。いや、下の名前で、だ」
「ま、まさ・・と・・様」
真「様はいらぬ。真斗、と呼んでくれ」
「ま、まさと・・」
真「うむ、なんだしおり」
「は、恥ずかしいです・・!」
真「(な、なんて可愛らしいんだ・・!)意識するな、一十木のことは下の名前で呼んでいるのだろう?」
「音也と聖川様・・ま、まさとは違います!」
真「何が違うのだ」
「気持ちが全く違います!って、あ、あの・・変な意味でなく、いやあの」
真「・・それは、俺が期待してもいいのか?お前が、俺の事を好いてくれていると」
「いや、あの・・あの・・・」
音「いけっ、マサ、そこで抱きしめろ!」
真「・・はあ。一十木、聞こえているぞ。最初から居ただろう。」
「え、い、いたの!?音也最低!」
真「しおり、昼中庭で待っている。」
「え、あ、はい」
真「その時は、お前の気持ちを聞かせて貰おう」