過去ついのべ。

気付いてほしい、でも伝えようとは思わない。「わかってる。」いつも通りの素っ気ない反応に、ガッカリするやらホッとするやら。今俺の中にあるのは、中学生が笑うほどの欲望。アンタの白い指を絡め、寄り添って歩いていきたい。・・・たったそれだけのことなんだから、

ジャンとアゲハへのお題:気付いてほしい/「わかってる。」/中学生が笑うほどの欲望
もしジャン→アゲハだったら。


抑えきれる程度の想いだったらよかった。それでもいつも、あいつを目で追ってしまう自分に気付くの。・・・あいつの性格は解っていた筈なのに。(そのとなりの席に誰がいたの)今日も夜のとばりは落ちて、あいつの時間が始まるんだ。

ジャンとアゲハへのお題:抑えきれる程度の想いだったらよかった/(そのとなりの席に誰がいたの)/夜のとばりは落ちて、
もしジャン←アゲハだったら。


君のトラブルに巻き込まれ、尻拭いするのはいつもおれ。いっそきらいって言ってくれれば、この気持ちにも諦めが付くのに。「なんで?好きだよ?」いくらキレても気にしない君。・・・全く、これだから君と居るのは飽きないんだよ。

リオとハナへのお題:きらいって言ってくれれば、/「なんで?好きだよ?」/きみがいること=無敵ってこと
リオ→ハナ。・・・多分


なきわらいの腫れた目で見上げてくる君に、そっとハンカチを差し出す。おれにはこれが精一杯。やさしさってたぶん、君。(だいすき。)・・・この気持ちはまだ言えないけれど、傍に居させてくれないか?

リオと雫へのお題:やさしさってたぶん、君/(だいすき。)/なきわらい
リオ→雫


お兄ちゃんに淹れて貰った甘いココア。「おいしいね!」・・・何故かにじんでいくお月さま。心のモヤモヤが涙に溶けて、指先からすり抜けていく。ありがとね、これでまた頑張れるから。

飛沫と雫へのお題:指先からすり抜けていく/「おいしいね!」/にじんでいくお月さま
雫視点で兄妹の日常。


「なぁ、あんなのより俺にしとけば良いじゃん。・・上書きしてやるよ?」「んなのお断りよ。それにあんたとは、今の距離感が気に入ってんの」行き付けのバーで2人きり。コイツの涙は好きだけど、嫌いでもある。・・・アンタには笑顔のが似合ってるよ。

ジャンとアゲハへのお題:とりあえず隣にいてよ/「かわいい。」/あやす手のひら
ジャン→アゲハその2。


俺はお前が思ってるほど大人じゃないよ。ホントは今も、嫉妬で胸が張り裂けそう。・・・だから、俺だけを見ていて。

スプラッシュへのお題:たからもの、だったもの/(そのとなりの席に誰がいたの)/期待、したくない
スプラッシュに3つのお題。初SSだったので色々と拙い。でもここからツイノベの楽しさに目覚めました^^


大きな機材を抱えて移動。もう慣れたものだけど、いつもあんたが手伝いに来てくれた。 だからつい、このまま隣にいるために、とか思い上がりそうになる。(なんてばかばかしいことを)あんたは、これが重たい荷物だから持つんでしょう。・・・何だかんだいって、優しいっていうのは認めてあげるわ。

アゲハとジャンへのお題:このまま隣にいるために/(なんてばかばかしいことを)/重たい荷物だから持つんでしょう
ジャン(←)アゲハ


それこそ見逃してきた一瞬の泣き顔。俺の主人は、感情がすぐ顔に出る。ジム戦でボロ負けしたときもそうや。隠れて泣いてたのもモロバレやった。「なぁ、ちゅーしよ。」・・・大丈夫、次は勝てるから。別々にうまれてきてよかったやん。出会えて、よかった。だって、俺らが雫を支えることができるやろ?

藤と雫へのお題:それこそ見逃してきた一瞬の泣き顔/「ちゅーしよ。」/別々にうまれてきてよかったね。出会えて、よかった。
藤+雫。恋愛というよりスキンシップの意味でのちゅー。


窓際で読書してたはずの雫。いつの間にか眠ってたみたいだ。閉じたのはダイヤモンドの瞳。思わずその柔らかな頬に口付ける。「ごめんね、ごめん。」ナイフを持ってることはひみつ。・・・だってその瞳で見つめられたら、自分を押さえることが出来ないかもしれないから、な。

雫と梅樹へのお題:閉じたのはダイヤモンドの瞳/「ごめんね、ごめん。」/ナイフを持ってることはひみつ
梅樹(→)雫。


ふかふかのひつじにつつまれる夕暮れ。久しぶりに雫と買い出しに出掛けた。今日の晩飯はハンバーグ。(どこ見てるんだよ!こっちだろ、こっち!)影踏み優勝者はもちろん俺。大人げなくて結構。だって、こんなバカやれるのは、兄妹だからこそ。・・・だろ?

雫と飛沫へのお題:ふかふかのひつじにつつまれる/(どこ見てるんだよ!こっちだろ、こっち!)/影踏み優勝者
童心に帰って遊んでる兄妹の図。


まあ、一目惚れってヤツだ。藤と梅樹の顔を見れられなくなって、思わず下を向く。白状したものの、居心地が悪くてしょうがない。「なんで?好きだよ?」無邪気に笑うアイツなしで生きていけたらいいのか。・・・そんなの、俺が素直になるよりありえねえっつの。

橘と雫へのお題:まあ、一目惚れです/「なんで?好きだよ?」/君なしで生きていけたらいいのか
橘→雫
手持ち同士で恋バナとかしてればいい。


むせかえるような夏の匂い。このヒマワリ畑ではしゃぎまくってるのは俺の主人。・・・「わらってよ。」って連れ出したんは正解だったみたいやな。この風景を切り取って大事に仕舞おう。合鍵は右のポケットに。

雫と藤へのお題:むせかえるような夏の匂い/「わらってよ。」/合鍵は右のポケットに
落ち込んでる雫を連れ出して、気分転換に出かけた藤。


右肩には、アイツの華奢な肩。・・・オール明けで酒が回ったとは言っても、無防備すぎるだろ。この寝顔は。毛布を引き寄せながら、なきわらいと言うか溜め息。 俺達の関係はあいまい、あまい?今年あたり、少しは進展させたいもんだ。

アゲハとジャンへのお題:あいまい、あまい?/(無防備すぎるよ)/なきわらい


遅めの朝ごはんを食べて解散したあと、女性陣だけで初詣に行ってきた。参拝を済ませ、御神籤を引いてせぇので開く。結果は大吉、恋愛運は【意地を捨て、素直になれば善き知らせあり】。・・・だからなんであいつの顔が浮かぶのよ。頬が熱くなるのを感じて、急いで紙を畳み直した。

お題じゃないけど突発的ツイノベ。アゲハとジャンその2。


くるくると変わる表情。ふと見せる優しい笑み。俺と話すときの喧嘩腰さえ愛しく感じる。やっと見つけた、だから俺のものだ。「やくそく。」ずっと守ってやるよ。伝えられないスキの気持ちは、ぜんぶオルゴールに閉じ込めて。

橘と雫へのお題:やっと見つけた、だから俺のものだ/「やくそく。」/ぜんぶオルゴールに閉じ込めて


左手には、会社の皆から渡されたスポドリとレトルトのお粥入りビニール袋。右手は、力なくぶら下がるあいつの袖を掴んでいる。顔を合わせれば喧嘩ばかりの私達だけど、やっぱりこういうのは調子が狂う。・・・だから早く治しなさいよ。 小さく溜め息を吐きながら、あいつの部屋の鍵を開けた。

キャラリアタイと連動中。風邪引きジャンとお見舞いアゲハ@


熱で浮わつく思考のまま、アイツに袖を引かれて歩く。どうにか部屋の鍵を渡して、意外と限界だった俺は上着だけ脱いでベッドに沈んだ。「今日はゆっくり寝なさいよ?」苦笑いで眼鏡を外す細い指。そのまま俺の髪を撫でていくのを、朦朧とした意識の中で感じていた。

風邪引きジャンとお見舞いアゲハA


鞄の奥底に隠しておいたキーホルダー。ピンクでふわふわなそれを持ってるだけで、どうにも落ち着かなかった。『飛沫、どうしてこんなの持ってるの?』だから、そんな泣きそうな顔してんなバーカ。・・・これ似合いそうだなって思ったから、お前の為に買ってきただけだっつーの。

『5RTされたら、「想い人に」「いじられて」「むすっとしながら」、「バカ」と言う飛沫を書(描)きます』@スプラッシュ
恋人に浮気してるんじゃないかと誤解されて、すっごい不機嫌な飛沫。ホントはサプライズでプレゼントしてあげたかった模様。


リオくんのリクエストで、今日のご飯はスープスパ。ハナちゃんと買い出ししてたら、可愛い食器を見つけちゃった。『お揃いで買っちゃうかー?』ってノリノリなあたしたち。ピンクと黄緑と紺色の3つの器は、この先も大活躍してくれると思うんだ。

キャラリアタイと連動中。新人組でDVD鑑賞会@。13日の金曜日だし、ジェイソン観ようぜ!:雫目線


買い出しを終えてリオん家に直行。なかなか居心地がいいんだよな、この部屋。家主より寛いじゃってるかもね、うち。雫がおいしーご飯を作ってる間に、チューハイのプルタブを開けた。・・・ほら、喉湿しておかないとさ。リオにもお茶注いでやろっか?そんな隅じゃなくてこっち来いよ。

DVD鑑賞会A:ハナ目線


ったく。何でハナは我が物顔で寛いでいるんだ、おれの部屋なのに。雫は雫で、台所まわりは攻略済みって感じだし。・・・まぁおれも、確かに楽しいのは認めるけど。たまにはこんなのもありかもな。3人揃いの食器を見てると、何故だかあったかい気持ちになった。

DVD鑑賞会B:リオ目線


看病バトン橘サイド。

「良かったねぇ、しーちゃんと2人っきりになれたんでしょう?オ・メ・デ・ト・ウっ」
こいつの声とにたり笑いはまるで、アリスのチェシャ猫みてぇだ。ぜんぶ見透かされてるような気さえする。勿論、俺がまだ熱をもて余してるのも承知の上なんだろう。ったく、・・・俺が赤くなってちゃ悪ぃのかよ。

看病バトン撫子サイド。

しーちゃんの部屋の前に、見慣れた白が踞ってる。耳も首筋も真っ赤に染めて。あたしはニンマリ笑って声を掛けた。「良かったねぇ、しーちゃんと2人っきりになれたんでしょう?オ・メ・デ・ト・ウっ」・・・頑張れのホンネは、たっくんとの口論で掻き消されてた。

看病バトン梅樹サイド。

「・・・とりあえず正座。俺が良いって言うまでね。」全く、ここの喧嘩パターンっていつも同じなんだから。楓が降りてきたのを見てから、こっそり耳打ちする。「ねぇ橘。俺が言いたいのは、ちゃんと大事にしてあげてね。ってことだけだよ」別に過保護だからって、反対してる訳じゃないんだよ?

アゲハとジャンへのお題:無自覚と無頓着=鈍感/「あいして、」/名前を呼ぶことすら億劫だ

私がどんなにアピっても反応が薄いというか、さ。あいつは無自覚と無頓着=鈍感、なんだと思う。「あいして、」と真っ直ぐ言えないもどかしさ。名前を呼ぶことすら億劫だ 。あぁ、この気持ち全部、あいつに飛んでけばいいのに。

橘と雫へのお題:交わらないもの、平行線。/「あいして、」/完璧だってただの壁


「橘、好きだよー?」あいつは何の躊躇いもなく抱き着いてくる。それでもこれは、永遠に恋愛感情にはならないようだ。交わらないもの、平行線。「あいして、」と伝えてしまったら、俺達の関係はどうなってしまうんだろう。完璧だってただの壁。限りなく薄いのに、壊せない自分に溜め息が出た。

梅樹と楓へのお題:あいまい、あまい?/「ありがとう。」/明けて暮れる


隣で読書をしていた彼女は、いつの間にか眠りに落ちた。肩に凭れてくる彼女を支えとく俺はあいまい、あまい?「ありがとう。」気恥ずかしいから、小さく感謝の言葉を呟く。明けて暮れる日差しを受けて、 たまにはゆっくり過ごそうか。

雫と橘へのお題:囁かれた名前/「泣いてもいいのかな。」/はじめから飛べるわけもなく

たちばな、と囁かれた名前。「泣いてもいいのかな。」そう言った雫は、零れそうな涙を懸命に堪えていた。1人じゃはじめから飛べるわけもなく。・・・傷付いた羽が少しでも癒えるようにと、小さな背中をそっと抱き寄せた。

「空から落ちてきたんだ」。恋をすると、嬉しさと不安が、津波みたいに押し寄せる。これも万有引力の法則かしら、随分と感情の域をこえている。お互いにままならない状況に、にがくわらう午前2時。

アゲハとカイへのお題:感情の域をこえる/「空から落ちてきたんだ」/にがくわらう


キスするお題(カイ) 掌:懇願

『・・・やっぱりアタシみたいなのは気持ち悪いわよね、』口から出たのは鈍い痛み。勿論この想いが報われるなんて思ってないけど。自分のよりも薄く冷たい掌に口付ける。・・・それでもいい。貴方を好きでいさせてください。

キスするお題(橘) 瞼:憧れ

俺を太古の眠りから呼び起こした人間。最初はそれだけの筈だった。一緒に旅をするうちに、その小さな体に秘めた強さと脆さ、優しさに惹かれていって。あいつは俺の光になった。―――この憧憬が、恋の始まり。大事な思い出を閉じ込めるように、瞼にそっと口付けた。

キスするお題(リオ) 手:尊敬

仕事に取り組む凛々しい横顔も、ふとした瞬間おれに向けてくれる笑顔も眩しくて。尊敬だと思っていた感情は、いつの間にか恋になっていた。 ・・・今はまだ未熟すぎるおれですが、あなたに見合うような男になってみせます。 そんな誓いを込めながら、彼女の滑らかな手に口付けた。

キスするお題(ジャン) 首:欲望

白い首筋に吸い付いて、紅い紅い痕を刻む。コイツは俺のもんだっていう証。今までに無いぐらい、独占欲丸出しな自分に苦笑が零れた。 ・・・本当は今すぐにでも押し倒したい。でも、それ以上に大切にしたい。そんな相反する欲望を、必死に胸のうちに抑え込んだ。

キスするお題(梅樹) 額:友情

俺たちの関係は、相棒で、家族で、何でも分かり合える親友でもあるって思ってる。旅の間は頼り頼られ、喧嘩だってした。だから一緒に歩いてこれたんだ。 おでこにそっと唇で触れる。・・・今のは、ありがとうのキスだよ。俺たちは顔を見合せて小さく笑った。

「昼ならダブルいけたのにね。ざんねーん」
『おれはあんまり重ねないかな。シングルが丁度なんだ』
『えー。うち絶対トリプル!』
まるで学生時代に戻ったみたいに、思い切り笑える今。口の中の甘さと一緒に、仕事の疲れも溶けていった。

新人組で31。


無性に冷たいものが食べたくて。衝動買いしたバニラアイスに頬を緩めていたら、あいつが急に立ち止まった。『・・・ここ、付いてんぞ』そんな声と一緒に、骨ばった指が唇の端を掠めていく。そのまま舌で舐めとる様子を見せ付けられて、私は体の芯から沸騰しそうだった。

ジャンとアゲハでアイスバー。


俺がソフトクリームを食ってたら、あいつが目を輝かせて寄って来た。一口頂戴って言われて、普通に渡そうと手を伸ばした。それなのに。あいつは手を添えたまま、アイスの先端を口の中に収めていて。 ・・・満足げに唇を舐めるあいつを見たら、もうアイスの味なんて解らなくなった。

橘と雫で抹茶ソフト。


ジャンとアゲハで創作するならお題は@:想いを貫きたいんですA:夜中急に会いたくなる病です!B:心音の聞こえる距離 です http://shindanmaker.com/153260

いつも私の右隣に居たあいつ。それでも少しスペースが空いていた。 心音の聞こえる距離まで踏み込みたい。やっと分かち合えた想いを貫きたいんです。・・・あぁ、これが夜中急に会いたくなる病なのね。1人の部屋で、 左胸が切なく脈打った。


CPに指令ったーやってみた。
橘と雫に出された指令は『攻めが受けの指にキスしろ!』です。

「ったぁ〜!うわ、深く切ったなこれ」
『何してんだよ馬鹿かアンタ。ほら、指貸せ』
「・・・っ!?そ、れはこっちの台詞!何すんのよ橘っ」
『何って消毒と止血だろ。ほら、絆創膏貼るぞ(若干耳が赤い) 』

野宿中に雫が指を切った模様。指にキスじゃないけどお約束な展開してみた。


梅樹と雫に出された指令は『攻めが受けを壁に追い詰めろ!』です。

『素直で優しいのは、雫の良いところだけどさ。誰にでもそんな顔してたら、痛い目見るって教えたよね?(壁とんっ)』
「ちょ。梅樹近いっ。・・・ってか何で怒ってるのさ!?」
『雫の警戒心が薄すぎるからだよ。男は狼だってこと、ちゃんと覚えておくんだね』

壁に追い込む仕草がさり気無く様になってると思う梅樹さん。


スタウロと雫に出された指令は『攻めが受けにセクハラしろ!』です。

「〜〜っ!?あの、スタウロさんっ。いい加減に離して。本気で殴るよ!!」
『じゃ殴ってええよ。せやからもうちょい揉ませてくれへん?雫チャンの柔肌むっちゃ気持ちええわー』
「だっから今すぐ離せって言ってんの!このセクハラ魔!!」
『ハグまでさせといてそれはないやろー。・・・それに、男はみいんな狼やってアイツに習わんかった?(ニヤニヤ)』

今回はぎりぎり12R程度なのでご安心を。笑






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