ジョルノの膝上でハグする【ジョルノの膝の上に乗ってハグすること】 ソファーに腰掛けているジョルノくんが私の手を引いて、自分の肩に置くようにそっと誘導する。顔を真っ赤にして俯きながら従うと、ジョルノくんは小さく笑って私の腰に手を回した。 「さあ、座って下さい。遠慮しないで」 遠慮なんてしていないのだが、そんな事を言う余裕もない。ジョルノくんの言葉に促されるまま、おずおずと腰を下ろす。ハグまでしなければならないので本来ならもっと近くに行くべきなのだろうが、私には膝の方にちょっと腰掛けるのが精一杯だ。 恥ずかしくて泣きそうになっていると、ジョルノくんが私の腰をぐっと引き寄せた。距離が一気に縮まり、気が付いた時には私はジョルノくんの腕の中に収まっていて。 「!!?じょ、ジョルノくん…ッ」 「思った通り、貴女はとても良い香りがしますね…。僕の好みです」 「え、あ…う…」 「…まあ、そうは言っても、貴女の全てが僕の好みなんですけどね」 私を抱き締めながら、ジョルノくんはさらりとそう言い放つ。そして私の耳にキスを一つ落とすと、固まってしまった私を強く抱き締め直して静かに笑った。 |