取り掛かりが遅いという拙宅の特徴をこれでもかと発揮した一周年企画も、本日をもって終了いたしました。拙いながらも今回の企画で作成したすべての作品のあとがきをこちらに載せておきます。かなりくだらない上に長いので、読み飛ばして頂いて構いません。

>>硝子玉に沈む
松陽先生に焦がれるこどものような坂田さんが書きたいと思って。甘くない。甘い要素は何処。個人的に、一番最後の文が気に入っています(どうでもいい)。不安定な坂田さん、書くのたのしかったです。共有できない部分があるというのは、かなしいことだけれどある意味大切なことではないかなあ、と。

>>かみさまにおねがい
久しぶりにバカップル書きました。良いですねバカップル(笑)筆の進みがおそろしく速かった。アレンはこういう、すこし幼い、面倒をみてあげなくちゃいけない女の子が似合うと勝手に思っています。このあとも教団に癒しと胸焼けを与える二人であればいいと思います。そしてラビ視点がたのしかったです。少し痛い感じが(笑)明るい話なら、ラビはあれくらいが丁度いいなあと。

>>それをアイと呼んだ
果たして神威にひとを愛することはできるのか、と考えたのがはじまりです。この話では、最終的には力を選んでしまう、そんな自分に苦しむ神威を描きました。主人公が夢に見たのは攘夷戦争の頃だと思われます。彼女は坂田たちを仲間として好いています。与えられることしかできないもどかしさと切なさが・・・書け・・・てない・・・です。はい。すみませぬ。タイトルの漢字変換は、皆様にお任せします。

>>花
テーマは「初恋のおわり」でした。文字にすると恥ずかしいな(笑)結ばれないと知っていた、身分違いの恋。主人公の持っていた「星の王子様」は、沖田を王子様、主人公を「星の王子様」の主人公、真選組を花になぞらえたものです。沖田には何よりも大切な、守らなければいけない花(=真選組)があって、主人公は決して一番にはなれない・・・という。最終的にあなたは私を連れ去っても優先してもくれないの、この恋はそういうふうにできているのよ、という主人公の暗示。わかりにくいですね(笑)青臭くて切ないおはなしを目指してみました。しかしあえなく撃沈。

>>そういうものです
これは完全に私の嗜好です。あの、マニアックかもしれないんですけど、生理ネタすきで・・・不快に思う方いらっしゃったらすみません!坂田が良い彼氏ですね。料理のできる男子っていいですね。このあと二人でだらだら過ごして、帰ってきた新八と神楽に怒られ(または冷ややかな視線を向けられ)たらいいと思います。

>>ろくでもないものどうし
こういう、あからさまに不健全な話をはじめて書きました。18歳にもなったし、いいかなあと(笑)たのしかったです。3Z土方は特に健全なイメージがあるので、逆に貞操観念の薄い彼はすごいのではないかと。歩く18禁高杉に負けず劣らずなのではないかと(熱弁)。桃にもご登場いただきました。あやしい匂いがぷんぷんしますよね、桃。一応、主人公に彼氏はいない設定です。学校では普通に仲の良いただのクラスメイト。

>>青い夏
青い春ではなく、青い夏。初夏をイメージしました。思いの外爽やかな仕上がり。妙と神楽と九兵衞とのガールズトークは本当はもっと長い予定だったのだけれど、終わりが見えないので削りました。坂田が緩い。ゆるっゆるです。彼は古典は勿論爆睡してました。そして昼休みに携帯弄っていたのは、どうやったら自然に二人きりになれるかというのを学校サボっている高杉に聞いていたから。絶対そうです。LINEか何かで。


最後になりますが、ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございます。ひとつひとつのおはなしを、精一杯愛をこめて書かせていただきました。ここのおはなしは、リクエストされた本人様のみ、フリーとさせていただきます(もしサイトに飾ってくださる場合は、差出人の明記だけは最低でもよろしくお願いします)。ひとつでも、皆様の気に入る作品があれば幸いです。
ふつつか者の運営するマイペースでちゃらんぽらんなサイトではありますが、お暇な時にでも覗いてくださると嬉しいです。これからもよろしくお願いします。

I'mよりとびっきりの愛をこめて
20131014 七瀬



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