短編 | ナノ


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「だってオレ魔法使いだし。」

そう言って魔法使いティキがかなり似合わないファンシーなステッキを振ると、シャランラーン☆という効果音つきでツンデレラの服がピンクのフリルがたっぷりついたドレスに早変わりしました。

「オイ、どういうことだ、俺は武道会にいきたいんだ。」

「なに言ってんの美人さん、舞踏会はそう言う格好しないと入れてくれないよ?」

そう言うと、ツンデレラは納得したらしくわかったと素直に頷きました。

「表に馬車を用意したからそれを使うといい。ただ、12時までにはかえって来いよ。」

そう言うと魔法使いは来たときと同じように突然きえてしまいました。

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『あ゛ぁ〜、暇だぁ』

「そんな事言わないでくださいよ、王子。」

『だってさぁ、アレン、書き手がツンデレラ以外と踊るなって…、オレもリナリーと踊りたい〜!アレンと踊りたい〜』

「なっ、なに言ってんですか」

と照れるアレン。ってちょい待て、城の宰相口説くな。

『い〜じゃんよぉ、あ、姫来た。』

***が身を乗り出して言う。その途端、アレンが嫌そうに顔をしかめた。


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「ここが武道会だと…」

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