3.すっかり馴染んでしまいました
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そんなこんなでダイゴさんのお宅にお世話になって早3週間。
すっかり私はダイゴさんの家政婦もどきになってしまったのでした。
というのも。
ダイゴさんに家事をさせてはいけないことが判明したからなのですが(初日に勝手に手伝うのは躊躇われたので傍観していたら大変なことになってしまいました。あれは恐ろしかった)。
それ以来、私は家事手伝いを申し出てダイゴさんの身の回りのお世話をしている。

「ダイゴさーん、晩ご飯できましたよー!」

ちなみにダイゴさんは自室で調べ物をしだすとなかなか出てこない。自分の世界に入るとなかなか抜け出ないタイプの御仁らしい。

「…はぁ、またですか。困りましたねぇ…どうしましょう?」
困ってダンバル君に相談するのもまたいつもの事。

『ああなるとマスター、声かけるだけじゃ気づかないと思うよ?いっそとっしんでもかける?』

「流石にそれは…ドアが壊れてしまいますよ」

『(マスターの事は心配しないのか…)うん、そうだね。でもノックしても気づかないし、困ったもんだよ』

 

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