*()内はお好きにお使いください。 わたしが残した爪痕 視線のさきすら絡め取って 最初から溺れてしまえば良かったのに 雁字絡めになっても、足掻いてみせて 結局のところ、わたしはあなたに踊らされていたようです あいをすてたひ(i、愛、哀 etc.) 花疲れの夜に沈む 金糸雀のようにさえずってみせて 甘やかし上手なきみ 僕を拾い上げるその手には なけないよる その瞳が見据えるさき 星も見えない あの日もこんな夜でしたね。 わたしというかたちがしんだ朝 *花疲れ 花見に行ったあとの疲れ、だるさやけだるさのこと。 |