放課後の教室で恋愛話をしてみた

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『ねぇ、トキヤって何フェチ?』

「ぶっ!………い、いきなり何ですか」

『いいじゃん!誰もいないんだし、たまにはこういう話しようよ』

「……フェチ、ですか?……」

『うわぁ!トキヤ足フェチかぁ!うわーすけべー』

「なっ!わっ、私はまだ何も」

『今わたしの足チラ見したでしょ』

「…………」

『うわぁ足とかー変態ーどすけべー』

「うるさいですね!二の腕よりましでしょう!」

『は?二の腕?』

「音也は二の腕が好きだそうです。それよりはまともでしょう!?」

『どっちもどっちだよ、トキヤ。それより、やっぱり音也ともそういう話するんだね』

「……あ…」

『腐っても年頃の男の子だね!なんか安心したよ!』

「べ、別になまえには関係ないでしょう!というか、そう言うあなたはどうなんですか?」

『……は?』

「あなたは何フェチなんですか、と聞いているんです」

『………』


ガラガラ


『みんなー!トキヤは足フェチなんだってー!』

「ちょっ……なまえ!!叫びながら廊下を走らないでください!ちょっと待っ……」





















放課後の教室で恋愛話をしてみた
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トキヤの学生のノリって楽しい。ひたすらいじりたい。






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