タイトル


■Overture
 序曲(オーヴァーチュア/ジョキョク)
オペラ、オラトリオ、バレーなどの開幕前に演奏され、導入的な役割を果たす管弦楽曲
前座の音楽という位置づけではなく、全体の開始にふさわしい規模と内容を持つのが一般的


■Rhapsody
 狂詩曲(ラプソディ/キョウシキョク)
元は古代ギリシャの短い叙事詩のこと
叙事的、英雄的、民族的な色合いを持つ自由形式の器楽曲


■Concerto
 協奏曲(コンチェルト/キョウソウキョク)
主として一つまたは複数の独奏楽器郡と管弦楽によって演奏される多楽章からなる楽曲を指す
独奏楽器とオーケストラとが合奏する形式の楽曲


■March
 行進曲(マーチ/コウシンキョク)
2拍子の行進のリズムをもち、軍隊的性格のものと儀式的性格のものとがある
歩速をそろえて行進をするために演奏される楽曲、ないし、行進を描写した楽曲
単独の作品の場合と、大規模な楽曲の一曲として作られたものの両方がある


■Intermezzo
 間奏(インテルメッゾ/カンソウ)
オペラなどの幕間に演奏される器楽曲
又、多楽章構成の楽曲の楽章と楽章の間に挿入される曲や、単に独立した短い器楽曲にこの名が付けられる


■Waltz
 円舞曲(ワルツ/エンブキョク)
19世紀のヨーロッパで流行した華麗な3拍子のテンポの良い淡々とした舞曲
男女が抱き合って旋回しながら踊るのが特徴


■Nucturne
 夜想曲(ノクターン/ヤソウキョク)
性格的小品で夢想的でものうい感じのピアノ曲が多い


■Requiem
 鎮魂歌(レクイエム/チンコンカ)
元は「安息」の意味
ミサで用いる聖歌
完全ミサ曲のひとつで、またそれに想を得て作られた楽曲
多声部合唱様式をもつ
レクイエム自体には「鎮魂」の意味はない
宗教的な意味を離れて、単に「葬送曲」「死を悼む」という意味でレクイエムという語が使われる


■Finale
 終曲(フィナーレ/シュウキョク)
交響曲などの多楽章の楽曲において、最後の楽章の事を指す
最終楽章・終曲


◆Fantasia
 幻想曲(ファンタジア/ゲンソウキョク)
形式にとらわれず、楽想のおもむくままに作られた器楽曲
作曲者の自由な想像力に基づいて創作される器楽作品の名称として用いられる
即興的性格の強いもの


◆Scherzo
 諧謔曲(スケルツォ/カイギャクキョク)
語源的には「冗談」「いたずら」「ふざけた音楽」を指す
「舞踏的な性質」「歌謡的性質の排除」「強拍と弱拍の位置の交代」「同一音型の執拗な繰り返し」「激しい感情表現」などが目立ち、中間部は逆に「歌謡的な性質」「牧歌的な表現」が目立つことが多いのは、緩徐楽章との対照を狙っていると考えられている


◆Opera buffa
 喜歌劇(オペラブッファ/キカゲキ)
上流階級の娯楽だったオペラを、より庶民的な軽い娯楽にしようとしたオペラの通俗大衆版
19世紀後半から20 世紀初めにかけて流行した


◆Variation
 変奏曲(ヴァリエーション/ヘンソウキョク)
主題をもとにして、それにリズムなどの変化を加える技法を「変奏」といい、主題といくつかの変奏からなる楽曲


◆Bagatelle
 小品(バガテル/ショウヒン)
「ちょっとしたもの」「つまらないもの」の意味
大曲の作曲過程でこぼれ落ちた楽想や、ふとした思いつきで手すさびとして書かれたものという意味合いが強い


◆Concerto grosso
 合奏協奏曲(コンチェルトグロッソ/ガッソウキョウソウキョク)
バロック時代に成立した器楽形式
数個の独奏楽器からなる小合奏群と弦合奏中心の大合奏群とによって演奏される協奏曲
独奏楽器群(コンチェルティーノ)とオーケストラ(リピエーノまたはトゥッティ)による対比を特色とする


◆Elegy
 哀歌(エレジー/アイカ)
悲しみを歌った楽曲。死者の哀悼の詩
又、そうした内容の音楽


◆Ad libitum
 (アド リビトゥム)
本来は「自由に」「随意に」という意味で、一般的に自由に即興演奏をする事
アド・リブとも言う


[*prev] [next#]


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -