[2012' 拍手お礼文]
さい果てを探して
かなたへとゆく
たえ間なく吹く風に
ぎん色の髪を揺らして
うんめいなど無いと知った
ときの流れるまま
きままに生きようと思った
かつての国を
つよく思う
らくではない
この道を行くのは
ただ前を見て
ろとうに迷わぬように
うつりゆく時代の中で
ひかるその剣に
じぶんの信念を乗せ
かれを動かすものは
たんじゅんな憧れ
ともに生きるために
うまれたのなら
しですら
ろまんとして
うけ入れよう
たった一本の
かれの見据える道
すてられない憎しみ
ぎせいなら厭わない
しから受けた
おんけいを胸に刻み
すました耳には
けものの呻きが響く
おもい出はずっと
きれいなままだ
ただ今だけは
そう思わせてくれ
うそになるから
ごめんとは言わない
この人だけは
どんなに辛くても
どんなに惨めでも
うそみたいな
いさぎよさで
さも当たり前に
おれ達を包むんだろう
さすらいながら
かれらを思う
もといた場所から
とおく離れたけれど
たびを続けられるのは
つねに彼らが
まっているから
やみ夜に
まぎれ
ざわめく
きぎの中
さり気なすぎる
がんばりは
るいをみない
Thanks!