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「……もうこんな時間か」
「……レオリオ?」
「仕方ねぇからちょっと休憩すっかー」
そう言いながら膝をポンポン叩くレオリオ。彼のいいたいことを理解してちょっと頬が熱くなるけど、それよりも勉強をおいて私に目を向けてくれたことが嬉しい。そっと彼の膝上まで移動すれば、すっぽりおさまる私の身体。
「……機嫌なおったか?」
「別に怒ってたわけじゃないもん」
「そうかー?」
「ちょっと、寂しかっただけで」
「ナマエ……」
後ろから抱きしめられたままコテン、とレオリオに寄りかかる。上をむけばばっちり彼と目があって。
「ちゅーで許してあげる」
「了解、」
軽く唇がふれてはなれて。
再び目を合わせればなんだか物足りなさそうなレオリオのかお。
「……なに?」
「……ちゅーだけですか、ナマエさん」
「まだ昼だよ、レオリオ」
じゃあ夜ならいいのかよ?なんて。
わかってるくせに。
(真面目な姿 end)
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