怪物を愛した宇宙人
素足で駆け出しても変わらないこと
午前3時のネオン街
女子高生ごっこ
ハローナイスバディ
信じて縋った脆い糸
切れない青い糸
ほどけた茜色
撃ちこめ銃弾
伸ばした爪をパチリパチリと切り落としていくあなたを見るのが好きよ
Log01


カラーコンタクト越しのきみ
お客様どうかヒトコトだけ言わせてください
ひらりスカート破れた日
真っ赤な靴のレディ
透明なマニキュア飲み干した
シンデレラになりきれなかった
私と踊る覚悟はありますか
長い階段を駆けのぼる
赤リップに真っ赤なヒール
挑発的微笑女
ラストダンスのお相手
Log02


くるみ割れ人形
グラス一杯のミルクに人匙の嘘
ショートニング・ラブ
カクテルじゃ酔えない夜
ソルト不足のグレープじゅうす
そこのべっぴんさん、ええあなたです。よければ一杯いかがです?飲みやすくて俺のオススメなんです。ちなみにこれスクリュードライバーっていうんですけど…聞こえてますかね?
あなたに触れるための手がない
あなたに触れるための足がない
どれだけ手を伸ばしても届かないのがもどかしい
同じ目線にしてもよろしいですか?
Log03


泣いて縋ってはくれない人
良くも悪くも不器用な人だった、良かったことなんてなかったけれど。
力任せに抱締めてくれれば良かったのに
私の身体はそれを欲していた
千切れるほどの愛を
痛いほどの憎しみを
この手を切り落とされてもきっとあなたが好き
みぎうであげるね
カーテンから覗く朝日
涼しいような暑いような
雲ひとつない空に舌打ち
Log04


サディスティックプレイ
快感だけおねだり
苦い愛
呼吸できない夜
かみさましんだ/かみさまころした
深淵でわらう(笑う/微笑う/嘲笑う/嗤うetc..)
ショッキングピンク姫
アオイロリップ
墨汁一滴落とした瞬間
このまま私に枷をつけて
Log05
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