「おじさん!」 「んぁ?あ、バニーちゃんちょうどいいとこに。ちょっと扇いでくれー」 「仕方ないですね、少しだけですよ……って違います!団扇を手渡さないで下さい!」 「何だよーノリ悪いぞバニーちゃん!」 「悪くて結構です。それよりも、なんですかその格好は!いやらし……はっ、はしたないですよ!」 「だってあちーんだもんよー」 「暑いじゃありません!我慢して下さい!ほらシャツちゃんと着て、」 「やーーだーー」 「やだじゃないです!」 「いーじゃねぇか、俺が服着崩してんのくらい誰も気にしねぇって。」 「僕が気になるんです!」 (さっきから首筋や鎖骨がちらちらちらちら…!何なんですか!猥褻物陳列罪で逮捕しますよ!) 「うー………あ、じゃあバニーちゃんが着せてくれるならいいぜー?」 「な…っ!」 (着せて…?着せて…?そんな上目遣いで…!けしからん!逮捕です!そして着せるというよりは脱がせたいです…って何を考えているんだ僕は!) 「なーんてな、冗談冗談。ってあれ、どうしたバニーちゃん。顔赤いぞ?」 「〜〜ッ、何でもありません!おじさんなんて逮捕されればいいんだ!」 「たいほ?は?何罪?」 「ばーかばーか!」 「ちょ、バニーちゃんキャラが!」 もう夏ですね! 100720 ――――――― ムッツリツンデレ×天然小悪魔ってすてきだと思うんです。 |