ドラマCDのアレA


*ドラマCDのどうするどうなる?スーパー科学忍者隊、若王子ジャパーンネタ
*全体的にキャラ崩壊申し訳ないです
*それでも「大丈夫だ問題ない」方はどうぞどうぞ下へお進みください。



〜前回までのあらすじ〜
“誰かさんの苦し紛れで妙に期待が集まってしまったキーワード”「若王子ジャパン」。すったもんだの話し合いの結果、科学忍者隊ということで目出度く活動が決まったわけですが、その活動内容は未だ謎のヴェールに包まれたまま…………謎めいたイケメン集団、科学忍者隊若王子ジャパンの活動に迫る! ただの会話文です。「続きません」のはずが、続きました。申し訳ない。



「はいはい、おっほん。スーパー科学忍者隊・若王子ジャパン、つまり僕らは羽ヶ崎の平和と全国の乙女の皆さんをお守りするため活躍すべき戦隊なのです。ねっ、リーダーのレッド針谷くん」
「いやだから、急にリーダーとか、言われてもよぉ……」
「もめましたもんねー、カラー決めるとき」
「ああ、そういえば、あのときはレッド役が誰かで議論が続いたな」
「事情はよく知らねェぇど、いきなり『では針谷くんはレッドに決まりましたので、よろしく!』とか言われたんだぜ? ビックリしたっつーの」
「寝耳にミミズやねぇ」
「寝耳に水だろ! 怖ぇーよ、耳にミミズとか!」
「まあまあ、針谷くん。あのときは失礼しました。けれど、レッド役は針谷くん以外に考えられなかったんです」
「……へ、へえ。そうかよ。まっ、当然だけどな!」
「……乗せられやすいなあ」
「ショータくん、何だか笑顔が怖くなっとるよ?」
「そんなことないですよ^^? クリス先輩」
「個性豊かな面々をまとめあげるカリスマ性、リーダーシップ、ここはやはりリーダーには針谷くんしかいない。先生はそう考えました」
「流石、若王子先生、そこまでお考えだったとは……」
「それに赤が良く似合いますしね!」
「結局、それが理由ですか。なら僕はピンクが似合うから、ですか? ヤダなあ……」
「そんなことはありません。戦隊でいうピンクとは、言わばメンバーの中の紅一点、あるいは、マスコット、チャームポイント、つまり、癒し系」
「いやらし系?」
「癒し系、癒し系だ、ウェザーフィールドくん……! それでは意味が全く違ってしまう、いかがわしくなってしまうッ……!」
「氷上、落ち着け」
「す、すまない……少し取り乱したようだ…………」
「疲れたメンバーを癒す天使の微笑み……それはやはり、天地くん、君以外いないと思いました」
「…………そこまで仰るなら、まあ、別にいいんですけど……」
「クールな縁の下の力持ち、志波ブルー。戦隊のブレーン、頭脳派氷上グリーン。思わぬ切り口で敵の隙をつくイエロー、ウェザーフィールドくん……」
「先生、元春は?」
「そうそう、頼れるメカニック真咲くん。そうでしたね。先生うっかりしてました」
「おい、いま忘れられてたんじゃ……」
「針谷、先生の話を聞けぇ!」
「そう、個性あふれた、とても良い戦隊です。しかし、今のところ我々は何も活動をしていない。これではいけません。折角結成されたからには、何かしなくては」
「まあでも、目立った事件とかも無いみてぇだし……」
「うん、そうだね。事件がないなら一番良いと先生もそう思います。でも、これは大人の事情で非常に申し訳がないのですが、あんまり実績がないと、先生、教頭先生からこってり絞られちゃいます。というか、このあいだ絞られました。とほほーです」
「……ほとんどクラブ活動感覚ですね」
「という訳で、先生考えました。皆さんの第一回目の活動です」
「初活動、ですか?」
「え? 何何? 僕ら何すんの〜?」
「…………(期待に満ちた目)」
「何か、ゼッテェ、嫌な予感がする。碌な話じゃない予感しかしねェ」
「針谷、静かにしろぉ!」
「おっほん、皆さんの記念すべき初活動、それは……事件を探してきてもらうことです!」
「「「………………」」」
「ほらな、碌な話じゃなかっただろ……」




2011.05.31
(続く!)(続きません)(いや、続きます佐伯くんが出るまでは!)(えっー)

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