ドラマCDのあれ。


*ドラマCDのスーパー科学忍者隊、若王子ジャパンネタ会話文
*瑛主前提でオールキャラドタバタ
*今回は瑛主出ません。申し訳ないです
*全体的にキャラ崩壊ひどいです
*一番の被害者は志波くん(ごめんなさいごめんなさいごめんなさい……)

*上記注意点を読んでもオゥケィな方は以下へどうぞどうぞ




「はーい、みなさん、こんにちは。若王子です。今日はこれからミーティングを始めようと思います。第××回スーパー科学忍者隊、若王子ジャパンミーティングですよー、はい、みなさん注もーく……」

「っあ〜〜〜〜〜! 何っか違ェ!」
「ややっ」
「何が違うん? ハリーくん」
「メロディだよ、メロディ! 今度バンドでやる新曲の音が全然決まんねぇヤベェ」
「そうなん? よかったら、ちょっと僕らに聴かせてくれへん?」
「ああ」
♪〜〜〜
「素敵なメロディやん。僕、こういう感じ好きや〜。なんか、元気いっぱいになる」
「…………いーや、ダメだ。全然ダメ。主旋律はこのままでもオーケーかもしんねぇ。でも、何か足りねーんだ。こう、説得力みたいなもんが足りてねぇ」
「そうなんかなあ?」
「針谷先輩って案外完璧主義ですよね? こだわりが強いってゆーか、譲れない部分はとことん妥協しないってゆーか」
「うるせーな、悪ィかよ。とにかくダメなもんはダメだ。あー、クソ!」
「でも僕、ハリーくんの悩みもよく分かる気がする」
「あ?」
「僕も絵描いてるとき、何かしっくり来ぉへんことあるもん」
「へえ、クリス先輩にもスランプなんてあるんですね。なんか、意外です」
「うん。ダメなときは全然ダメ〜」
「……分かるけど、分かるけどよ、だからって諦めるのはダメだろ」
「うん、諦めるのは、何かイヤやんなぁ。ツライし、すごく……後ろ足を引かれる?」
「後ろ髪を引かれる。それを言うなら、後ろ髪を引かれる、というんだ、ウェザーフィールドくん」
「ありがとう氷上くん。そう、後ろ髪を引かれるんやなあ。でもな、僕、こう思うんや。何ぼジタバタしても、ダメなときはダメ。せやから諦めると言っても、全部諦めるんやなくて、ちょっとのあいだ置いておくんや。後になったらまたしっくり描けるかもしれんし、これはトウソウやない、センリャクテキタイハイや〜って」
「センリャクテキタイハイ……? それは……もしかして戦略的撤退のことかな?」
「たぶん、それ〜」
「…………ぶふっ」
「?」
「多分って、何だよそれ……クリス、おまえアバウトすぎ。適当だなあ」
「う〜ん、そうなんかなあ?」
「でも、そうだな……何か、気が楽になった。サンキューな」
「いえいえ、どういたしまして〜」
「ぃよーし、何か肩の力抜けたらうまくやれそうな気がしてきたぜ! この調子で――」
「あ、あのー皆さん、取りあえずミーティングをですね……」
「ZZZ……」
「ああっ、志波くんはお昼寝中ですか……み、みなさーん……」
「あっ、もう三時だ。おやつにしないと」
「おやつ?」
「おいしいって評判のケーキ屋さんのケーキ、買って来たんです。先輩たちもも良ければどうですか?」
「わあ、天地くん、太鼓腹やわあ」
「それを言うなら太っ腹ですよクリス先輩」
「おやつ……小休止を入れることで、午後の作業の効率化をはかる……なるほど、理にかなっているな。僕も呼ばれても構わないかな?」
「どうぞどうぞ。皆さん、紅茶で構いませんか?」
「俺、抹茶のやつ取った!」
「針谷先輩はホンット、遠慮が無いですよね^^」
「あ、あのー、ミーティングをそろそろ……」
「ZZZ…………はっ」
「みなさーん」
「(先生が困っている……)先生の話を聞けぇぇぇ!!!
「うわっ」
「わっ」
「うおっ、びびった!」
「な、何だね!?」
「やや、ビックリ」
「先生から何か話があるようだ。聞くように」
「あれー? 志波くん、いつ起きたん?」
「さっきだ」
「起きぬけで、あの大声かよ……どういう肺活量してんだ。正直うらやましいっつーの」
「流石、志波先輩ですね!」
「それで、若王子先生、お話とは、一体?」
「あ、ええ、はい。お騒がせしてしまって、すみません。あのですね、これからスーパー科学忍者隊、若王子ジャパンの今後の活動を決める重要なミーティングを開こうと思いまして……」
「何だ、そんなことか」
「またですかぁ?」
「しかし若王子先生、その案件に関しては、昨日も皆で話し合いをし、結局、まとまらず、しばらく決定を先送りすることにする、と決まったばかりなのでは……」
「話し合いって何の〜?」
「ああ、皆さんつれないです……」
「先生の話を聞けぇぇぇ!!!」




2011.05.29
*続きます(ん)。前置き長いまま、あとあと瑛主になる予定です
*志波くん本当に本当にごめんなさい
*クリスくんも口調が分からなくてホントにホントにごめんさい

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