妄想たれながし

たれながしてます

ワタシハアナタノトリコ / FF




何度も何度も振り回されて、いつもオレの愛は空回り。

愛してるなんて言われたことないけれど、時折みせる不意打ちの微笑に心は鷲掴みにされる。
言葉なんて必要ないだなんていわないけれど、他では見せないそんな表情をオレにだけ見せてくれるんだと判った時にはもう…




【ワタシハアナタノトリコ】




(本気の恋って難しいな〜…)




‐‐‐‐‐‐‐


サラマンダー攻略に悩むジタンを書こうとしたら…わけわからなくなった(爆)




どんだけ(ジタサラ) / FF

琥珀色の中に一つ球体の氷を落としこむ。
グラスに当たる度カランと音が鳴るのに耳を傾けながら机に上半身を預けてしまっているジタンを見遣った。


「俺に勝とうなんざ百年早ぇよ」
「…なんっ…で、平気なんだよアンタ…」



机に突っ伏すジタンをよそにオン・ザ・ロックを淡々と飲む。
それは一杯四十も度数がある液体で、ジタンは一杯飲み干すことも難しいだろう…
そんな酒をチェイサーせずにボトル二本目を空けつつあるサラマンダーはザルに違いない。

ただでさえ自分が飲んだアルコール分で胃が悲鳴をあげているのに、火を付けたらすぐに引火しそうなそれを飲み続けている姿を見てさらに気分が悪くなってきた…

これ以上みていたら最悪の事態を引き起こしてしまいそうなので顔を伏せれば、視界を遮ったジタンの世界にカランと涼やかな音が聞こえる。
次いで聞こえるは喉のなる音。
決して静かではないこの場所でサラマンダーの発する音だけは目敏く拾い上げる様にジタンはアルコールの回る頭で自覚する。


(どんだけ好きなんだ、オレ)




‐‐‐‐‐‐



何を書きたかったのか忘れてしまった…(汗)
リハビリリハビリ。




ソニア+ロッシュ(ギャグ / ラジヒス

「ねぇ、ロッシュ?」
「ん?どうした」
「邪魔じゃないの?」
それ、とソニアが指さしたのは肩辺りからさらりと垂れたひと房の金色…ロッシュの髪だ。

「あ〜…特に気にしたことねぇな」
「ふふ、いいこと思い付いたわ。ちょっと座ってくれないかしら?」
「?」
「動かないでね」
「…嫌な予感がするんだが…」

座り込んだロッシュの背後に回り、ソニアは人指し指でうなじをなぞるように滑らせると、そのまま外側に軽く指を弾き大きく分けられた二房の髪のひとつを優しく掴んだ。

「フフフ」
「………」

…これは、


新しいコアパーツを持ち帰ったときの、悦に入った声と同じような気がする。
頭に映像が浮かび上がり、髪を梳く指の感触に顔を強張らせるが止めることはできない。
…正確には、この状態のソニアが恐くて止めることが出来ないのだ。

諦めと己の情けなさにため息を吐くロッシュを尻目に、割かれた毛束はソニアの手で右へ左へ忙しく動かされていく。


「出来ましたわ」


数秒後
片方も同じように弄られ、ゴムで毛先を括られる音で手は止まった。
ぽんと両肩を叩いてロッシュの正面に回り込んだソニアは満足げに出来上がったそれを見つめて微笑む。

「出来たって、こりゃあ…」
「可愛いわよ?ロッシュ」
「んなわけねぇだろ…」

ロッシュが首から鎖骨辺りにまで垂れる塊を片手で摘まんだ。
綺麗に編まれた己の髪…所謂三つ編み。
大の男にこんなことをして、ましてや可愛いと言うとは…ロッシュは少し頭が痛くなった。


「気は済んだか?外しても…」
「ダァメ、今日一日このままでいてね♪」
「何っ?!」
「フフフ、皆さんどんな反応するかしらね?」


悪戯っぽく笑むソニアの影に、悪魔を見たロッシュであった。




▽▽▽▽▽▽

ロッシュの髪長そうだなぁと思ったのが始まり(爆)

第一発見者ストックさんで、(内心にやけてもポーカーフェイスを保って)無言で皆に見えないところに避難させてくれたら良いと思うw

三つ編みロッシュにノックアウトされるのはストックとソニアと私だけだと思う(爆)




『彼なりの、』ボツになったラスト / FF

温かいものを飲んで落ち着いたのか、ベッドに押し込んでやれば直ぐにジタンの寝息が聞こえてきた。


「…このバカ」


知らぬ間に感化されてしまってる。

この静寂も、以前までなら平気だったはずなのに…不覚にも、あのやけに明るい声が恋しいと思ってしまった。


「…早く治しやがれ」



いつもの、バカで騒がしいテメェじゃなきゃダメなんだ。



冷えたカップに口づけすれば、甘いレモネードの味がした。



▽▽▽▽▽

『彼なりの、』で書いたけど何だか纏まらなくて削除したラストの続き。
デレサラマンダー(^O^)/






愛を乞う、別ver.(日記掲載分) / FF

組み上げた脚を解き、その片方を軽く持ち上げたままジタンを見る。


「舐めてみな」

アイシテルんだろ?

ソファのひじ置きにかたひじをたて、その手の甲に頬を添えながら呟く態度は実に高慢で不遜。
焔の隙間から見える瞳は嘲笑い、口角は挑発的につりあげられていた。

「“仰せのままに”」

その姿に妖しい魅力を感じてしまうのは惚れた弱味なのだろうか。
吸い寄せられるように跪き、僅かに宙を浮く脚をふくらはぎと足首の辺りに支えるよう手を添える。


必然的に頭が高くなったサラマンダーをそのまま見上げると、見下すように落とされる視線にかち合い背筋が甘く痺れた。


苛む視線すら、愛情に感じる。
ジタンは己の麻痺した思考を心中で自嘲しながら硬いブーツに守られたつま先へと唇を寄せた…



‐‐‐‐‐

ブログに載せていた『愛を乞う』の手を足にかえてみたver.
…最後は「ツマラネェ」と言いながらその足で蹴られます、顔(口?)を(痛いって!)

そして、やっぱりこっちの方が好きです(笑)





ストック→ロッシュ / ラジヒス

砂漠の中切り取られた様な風景にはぜる火の粉、火の番をかって出たロッシュはその様を見張るでもなく泉と、絨毯の様に茂る地の境目を見つめていた。


‐‐‐‐‐

「・・・ロッシュ?」
「!ストックか・・・」
「どうした?」
「此処には初めて来たはずなんだが・・・どうしてだろうな?変な感じがしたんだ」
「変・・・?」
「ああ、変だ」


ガシャと、鎧に守られた心臓の辺りをわし掴むように手を当てる。苦しそうな表情を浮かべながら。

「悲しみと安堵…そんなのがごちゃ混ぜに込み上がってきた」

「…!!」


友の裏切りを目の当たりにし、己の枷を外すことも出来ず刃を向けた悲しみと

軍の柵‐しがらみ‐から解き放たれた喜びと



「こんな場所、今知ったばかりなのにな」


微笑み。
普段の豪傑さは身を潜め、ただ単静かに笑むだけ・・・


嗚呼、何故そんなこと。


此方の世界の話ではない。
そんな歴史は塗り替えた筈だ。


何故、徒‐いたずら‐に彼の心を蝕む?
どうしてその咎を俺だけに背負わせてくれない?





▽▽▽▽▽

月に吠える、のロッシュを悩ませてみた版。
正伝の方の(パラレル含む)記憶も、奥底に刻まれてたらいいのにwなんて思って書いてたけど断念しました(涙)











フツーでいい! / ぼやき

ホントにちゃんと見てなかったんだなぁ、ワールドガイダンス…;
キールのデザイン案での
「さいほうが得意っス!ロッシュさんのは特に念入りにやるっスよ

にやける…!!

しかも遠くの二人が…

ス「ホー、かいがいしいな」
ロ「フツーでいい!(汗)」

ナニコレ可愛すぎるだろ三人とも…!!
ストックの言葉(心中悔し気)棒読みだったらいいな(笑)
ロッシュのツッコミが慌て気味で可愛いよ…vV


何このちょこちょこ書かれてるロッシュネタは…!
しっかり読めってことですね、頑張ります(何



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