早くしないと星月先生が寝ちゃう…。 急いで保健室までかけていく。 「こぉら、廊下を走るなー!」 『すいませーん!!』 途中陽日先生の叱りを受けつつ保健室に早歩きで向かった。 『遅れてすいません!』 ドアを開けてからそう言うと誰も保健室には誰もいなくて、首を傾げた。 星月先生…どこにいるんだろう。 相変わらず汚れている机の前に来てふと耳をすませる。 …寝息が聞こえる。 もしかして ベッドの前まで来てみるとそこには案の定星月先生が寝ていた。 『星月先生!!』 「すーすー」 『先生!!』 揺らしても叫んでも目を覚ます気配はない。うーんと悩んでから机を掃除しようとカーテンをそっと閉める。 綺麗になってから起こせばいいしね。 それから私はいつものように机を綺麗にした。 うん、上出来。よし、起こしに行こう。 『先生〜、机綺麗にしましたよ…きゃあ!』 ベッドの横に置いてあった椅子に躓いて星月先生の上に覆いかぶさるように派手に転ぶ。 『う…痛ぁ…』 幸にも星月先生はまだぐっすりと眠っていた。余程疲れてたんだ…。 じっと星月先生の顔を眺めてから心臓がバクバクと早くなり、顔も熱くなる。 早く起き上がらなきゃ、けどこのままでも…だ、だめ…起き上がらなきゃ。 身体を起こしてバランスを取る立とうとした瞬間星月先生の瞼がゆっくりと開かれた。 『…え?』 「……。」 見つめ合ったままお互いの時間が止まる。 どうしよう。 「……お前も寝るか?」 『え?』 「ほら、こっちに来なさい。」 そう言って星月先生は私の腰に手を回して布団の中に強引に入れられた。 そのせいで足が入り切れてない…。 『先生?』 「お前…いい匂いだな……。」 『へ?』 星月先生は私をぎゅっと抱きしめて私の頬に優しく唇をあてた。 『せっ…!!』 「すーすー」 気がつけば先生は寝ていて、私はムッと頬を膨らませながら星月先生の唇に自分の唇を添えてから『おやすみなさい!!』と言って顔を先生の胸の中に埋めた。 ベッドと寝顔と私の鼓動 今度起きた時は覚悟しててくださいね? ----------------- 初初星月先生\(^q^)/というか、誰ですか状況orz 意味不すぎて謎です…すいません。 でも頑張ってみました。 読んでくれた方ありがとうございました。 2011.09.08 |