蝉の声がだんだんと無くなってきた夏。 未だに太陽は元気に私を照らす。 この暑さだけは強くして欲しくないなぁ。 少しだけ鼻歌混じりに教室へ向かう。 教室の部屋の前に立ってガラッとと扉を開けるとニッコリと微笑む水嶋先生が机の上に座って本を読んでいた。 「どうしたの?何か嬉しいことでもあった?」 パタンと本を閉じて私の所まで来る。 『あ…いえ、そんな大したことじゃ…』 「ねぇ、それって僕に言えないこと?」 水嶋先生はわざとらしく私の耳元で囁く。 ドキドキと胸が早くなって、顔が熱くなる。 「ぷっ、ははは。君って本当に素直だね。耳まで赤いよ。」 『……っ!!か、からかわないでください。』 ぱっと逃げようとするとギュッと強く抱きしめられる。 「ごめんね。君があまりにも可愛いからついちょっかいを出しちゃうんだ。」 いつもそんな事を言う。 でも、そんな日々がどこと無く幸せだった。 私達だけの秘密の放課後。 それが日常茶飯事。 私が部活の時は例外だけれど、いつも水嶋先生は迎えに来てくれる。 そんな水嶋先生が私は好きだった。 でも、一つだけ水嶋先生に不安を抱いていた…。 『…あの、先生。』 「ん?何?蒼衣ちゃん。」 『どこにも行かないでください!』 「?」 きゅっと先生のシャツを握って先生を見つめる。 そんな先生は、きょとんとした顔で私を見つめていた。 『私、不安なんです。先生が何処かに行くんじゃないかって、私を置いて行くんじゃないかって…被害妄想かもしれませんが、私は怖いんです。』 これは嘘のない、私の本心だった。 近い存在なのにどこか離れていて、それでも先生は気のせいだよ。と言って私から逃げてしまう。 それじゃ嫌。 もっと受け止められるような存在になりたい。もっと強くなりたい。 「蒼衣ちゃん。そんな心配しなくても平気だよ。」 『?』 「だって、僕蒼衣ちゃん以外の奴らなんて興味ないし、まだやってないことが山ほどあるからね。」 『…山ほど?』 「そう、山ほど。例えばこんな事とか…」 そう言って先生は私と顔を合わせるくらいしゃがんで私の頬にキスをした。 『…!!!』 「頬が嫌なら唇はどうですか?お姫様。」 ニッコリと黒い笑顔を向ける水嶋先生。 顔が赤くなって動揺する私。 その言葉信じてもいいんですね? 沢山の笑顔を招きましょう 生涯幸せな人生であることを ----------------- 最初に書いた物が保存できてなくて、書き直しました。 そしたらもっとキャラ崩壊になって、わけがわからない文章になりました\(^q^)/ さっきの方がまだマシだったorz もう自分が何書いてたかわかんないよ くそ…だからこの携帯は嫌いなんだよ… すいませんと言うより、携帯を逆パカしたい気分です^^ したいけど、今までのデータがぶっ飛ぶんで止めときますが… ありがとうございました。 絶望すぎて何も打つことがございません。 ただ、自分の行動と携帯に怨みを捧げたいです。 2011.09.01 |