最近になって気づいたこと…
それは、下の名前で呼ぶのって凄く恥ずかしい。
それが好きな人の名前だからこそ余計にドキドキと鼓動が早くなるもので…
何と言うか、幼なじみとか友達とかならまだ全然大丈夫なはずなのにやっぱり慣れないと照れが入っちゃうの。
それが最近私の弱みの一部でもあった。
その弱みに気づいたのは犬飼くん…じゃなかった、隆文くん。
隆文くんの前で『犬飼くん』と間違えて呼べば何かしら一つ罰ゲームをもうけられる。
この前は隆文くんにアイスをおごったりした。
まぁ、あの時はちょうど暑かったし良かったかもと思い返す。
だから最近は罰ゲームにならないよう練習をする事にした。


『た、隆文くん。』

「ん?なんだ?」

『なんでも、…ない。』

私達は図書館に来て自分達の課題をやっていた。
隆文くんが集中してやってる中私はチラチラと隆文くんを見ながら練習中。

『ね、ねぇ、たか…ふみくん。』

「なんだー?」

『…やっぱりなんでもない。』

そろそろやめたほうが良いかな?
なんか怒られそうだし、現にほら私の顔赤くなってると思うし…
練習はここまでにして課題をやろうと思い目線を下ろす。

「もう名前で呼ばないのか?月子。」

『…えっ』

もしかして、もしかするとばれて、た?

『ど、どうして?』

そう聞くとニヤリと口元を歪ませ隆文くんは私を見た。

「バーカ、お前の行動はわかりやすいんだよ。」

なんて言って笑ってくるから凄く恥ずかしくなる。
あぁ、もうダメだよ
名前で呼ぶなんて私には当分こなせそうにないよ。
はぁとため息をついて机に俯せになった。
すると隆文くんの手が私の頭に置かれ突然「いい加減になれろよな、“月子"?」と耳元で囁かれた。
それと同時にドクンと胸が跳ねて耳が急激に熱くなった。












恥知らずな言葉









名前を呼ぶなんて
私には当分無理な話。











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更新しすぎてごめんなさい。
というより、名前で呼ぶのってかなり今更ですよね。
でもこのネタ実は書きたかったんです←
最近題名がおかしくなってきましたねorz
自分で考えて打っているのですが…
最近はどうも調子が悪い((いつもの話だろ
すいません、とりあえずまたなんか題名が変わってたりします。
その時はちゃんとお知らせしますのでよろしくお願いします。
こんな甘くない物を読んでくださりありがとうございました。