じわじわと熱い空気が私の髪を撫で頬に伝う汗を手で拭いながら長い階段を上る。
今日は暑い。まだ、6月なのに…湿気もあるから少々じめじめする。
それでも気にせず屋上へ続く階段を駆け足で上っていく。
やっとのことで辿り着いた扉のドアノブを握り押し開ければ眩い光りが私に降り注ぐ。

『あ。』と間抜けな声を第一声と置いて、それからひょこひょこと歩いてベンチに座っている人に近づいて行った。
あれ…?寝てるのかなと疑問を抱きながらちょんちょんと肩を叩いてみる。
隣に座って覗いてみると寝息が微かに聞こえた。
なんだ…寝てるのか…と少しだけほっと胸を撫で下ろした瞬間、腕をぐいっと強く引っ張られ抱きしめられた。

「くひひ〜、ダメでしょー?女の子がこんな無防備にしてちゃあ〜。」

ニヤリと笑う白銀先輩はなんだか悪代官のよう…。
それでも私の体は素直でドキドキと鼓動が早くなって顔が熱くなった。

「あれれ〜、月子ちゃん。顔真っ赤だよ〜?俺にときめいちゃったかな?」

くひひと笑いながら顔がだんだん近くなっていく。

『え…』

それでも抵抗できず体が固まって動けない。
あと少しで唇が触れそうな距離でぴたりと白銀先輩は止まった。

「一樹に怒られちゃうからここで止めよっか。」

ごめんね?と私から少し離れてからぽんぽんと優しく頭を撫でた。
それでもまだまだ鼓動は早くて顔が熱くて…少しだけ期待してたりして…

「…月子ちゃん。俺に向けてそんな顔、しちゃだめだよ?」

『なんでですか?』

「…襲っちゃうよ?」

真剣な顔して言うものだからついつい顔の熱さが倍増してしまう。
気持ちを上手く制御できるかわからない。
だから…今…

『白銀先輩。』

「ん?なーに?」

にっこり微笑む白銀先輩はなんだか、いつもよりかっこよく見えてそれだけで私の心の支えとなっていた。
言おう、傷ついてもいい、伝えられるなら、私は…白銀先輩が好きだから。








白い紙に好きだと書いて





(先輩…あの…)
( 月子ちゃん。)
(?)
(それ、俺に言わせてくれないかな?)
(??せんぱ、い?)
(好きだよって言わせて?)
(…!!せっ、先輩?いきなりなんで…)
(俺も、月子ちゃんが好きだよ。)
(っ…!!)
(月子ちゃん、顔真っ赤だよ?)
(…!!せ、せんぱいのせいです!!)
(くひひ、やっぱ月子ちゃんは可愛いねぇ〜。)


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初の桜士郎です。
最近友達がこの笑い方なので思いつきで打ってみました!!
やっぱり、桜士郎は難しい!!性格というかわからない!!ちょっと別人というか不明なのは気にしないでください。
すいません、勉強不足で…はぁ…。
しかも、日本語意味不明!!文章になってない!!これただの箇条書き!!
つか、今日は郁の誕生日!! \(^q^)/ハピバ!!
ごめん、打てない!! あなた、私知らない!!だめだ EDしたけどダメだ!!
わかんねww桜士郎もわかんねwww



2011.06.09