忘れてなんていない、けれど、忘れたかったのかもしれないね | ナノ


・燃え尽きない、燃え尽くした金網が笑い声をあげる
・姫君は涙を枯らし木枯らしは冷え切った
・揺れる陽炎と君の影
・耳を欹てるあの、囁きは、
・砂利道の断片
・ピンクのピエロの噂話
・滑稽者は誰かを知っていた
・物語は続いている
・涙を流しながら愛しさを贈りましょう



*補足
・耳を欹(そばだ)てるあの、囁きは、
→欹てる…目や耳の感覚をある一方へ集中させること


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