ですからわたくしは確かに見たのです!彼女は殺しました!間違いありません!

私は嘘を申しておりません。私は殺してません。

よく聞いてください!彼女は殺しました!姉さんを私、見ていたじゃない!

妹は真実のみを話しています。

「警部。この事件の供述、一月いただきましたが、これ以上の進展なしです」
「まあ、そうだろうね。キミ、国語は得意だったか?」
「自分は英語が得意でした」
「そうか、私は国語が得意だった。そしてキミは英語が得意というわけだ」
「ああ!なる程そういったことでしたか。いやはやどちらも確かに嘘をついていない!」
「被害者、女性で間違いないんだろう?」
「ええ、間違いありません」
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