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「ちょっと!待ちなさいよ!!!」

「ぐだぐだ言うくらいなら、さっさと作るんだな!」

「ふんぎゃあああああああ!」



今日も怒号飛び交うカプセルコーポレーション。
渦中の真ん中には、次期社長のブルマとその旦那?ベジータ。
2人とも自分の子どもが泣き叫ぼうがおかまいなしに喧嘩を続ける。
しかし、この広大な敷地内。かつては、惑星一個分の住民が居候していたにも関わらず騒がれる事もなかった自宅では、その喧嘩すらも聞き手の場所によっては犬が吠えているのと変わらない程度の音量に過ぎない。


「だから!さっさと作りたいから意見を聞きたい、って言ってんでしょーが!」

「意見ならさっき言った通りだ!動きを邪魔しない素材、肩当ては不要、伸縮幅は100倍まで、だ!」

「へええ!!まだ大猿に変身する事を想定してるの!」

「なんだと?!」

「スーパーサイヤ人ってのは、あんたたちが勢いまかせで変身する大猿じゃないんでしょ?!じゃあ別に最後の伸縮率100倍、は無用の長物なんじゃないか、って言ってんの!」

「そうならそうと言え!別に着用後に変な締め付けがなければ、あとは常識的な範囲で構わん!!!!!」

「へええええええ!それならデフォルトのサイズを、孫君にしちゃうからね!」

「・・・なんだと・・・?」

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