墓場にて
「いつも通り、腐臭が漂ってるね」
墓場に足を踏み入れた雲雀は顔を少ししかめていた
「原罪、待ってたよ!」
「恭弥様、遅かったね」
「ちょっとガレリアンと話し込んじゃってね Sarvants、彼女は?」
「主なら、いつもの場所にいるわよ」
「コンチータ様なら、いつもの場所」
「「どんな奴等が今宵の食事?」」
「候補はたくさんいるからとりあえず、彼女との相談だね」
「そうなんだー」
「柔らかいといいなー」
「「食事のしがい(死骸)があるよ」」
「それは彼女次第だね 行こうか、Sarvants」
狂気の笑みを浮かべる双子を引き連れて雲雀は墓場の奥へと向かう
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