「私の相手は……どうでもいいですね。ボンゴレであれば人は問いませんから」


クレアトーレの屋敷に住まう女家中、零弥の前に対峙するのはリボーンとツナ、山本に獄寺



「どうでもいいだと!?」


「えぇ。私にとってはそんなもの──取るに足りませんから
ボンゴレ関係者は殺します、誰であろうと。恭様や心優様の世話役として、私の唯一無二の妹の姉として、貴方達を殺しましょう」


ウィンチェスターライフルを両手に構えながら零弥はそう告げた



「妹……だと?」


「そうです、妹です
まぁ……名前も忘れましたが、″妹″は殺されました
だから私はボンゴレを敵視します、敵だと認識します
恭様や心優様に近づく蟲は駆除しないといけませんね



では、さようなら」



バンッ! バンッ!

バンッ! バンッ!


4つの銃声と共に4人は息絶える
それらを見下ろしながら零弥はクスリと一つだけ笑った



「クレア様と恭様、アラウディ様に心優様の、お役に立てたかしら」



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