猫耳少年と変態



銀時×

「…え?」

坂田銀時、ぶっちゃけ只今ニートの万事屋銀ちゃんは、本気で驚いております。愛しの恋人、沖田君との夜の営みを終えて迎えた朝。いつも通りおれが先に起きた。沖田君のサラサの髪をそっと触ると、人間にはあるはずの無い、猫耳…?が生えていた…!?

「え、ええぇぇええ!!!??」

朝っぱらからよくこんな大声がだせたもんだ。
でも、え!?ネコミミ…え?
いや、嬉しいけれども!

「ん、あぁ…だんなぁ?」

まだまだ寝ぼけぎみの沖田君は目をこすり、のっそりと体を起こした。やべぇえ...耐えろおれの下半身!!!!

「おぉお、沖田君?それはなんだい?」

恐る恐る頭の上を指さした。

「え?はぁ…」

沖田は自分手を頭の上に置き、その何かを探った。
そして2つ目の耳、猫耳を見つけた。

「な、耳ぃいいい!!!!?」

相当ショックだったのか、おれ以上に驚いて、もしかして、と後ろろ向くと…案の定、尻尾が付いていた。



「えっと、何?とりあえず…触っていいの?」

二人して布団の上に星座した。
初夜かよ…。なにこの雰囲気。
頬を赤くして上目遣いで睨む。シャーっと尻尾をたてて

「だめでさァ!!」

といった。
やばい、本物の猫だ。

「でも、可愛いし…」

と、くさい言葉を吐いても沖田はまったく態度を変えない。
さり気なく猫耳に手をのばすが、パシッとはたかれた。

「触らないで下せえ!!」

本気で怒られた。
少ししょげてみると、申し訳なさそうに「眠いでさァ」という。
早起きしてしまったせいか、目が半開きだ。

「じゃぁ寝ていいよ?昼飯作るし」

…とゆうか、一刻も早く寝てほしい。この場をはなれたい。
猫耳沖田君可愛すぎだから!!
普段も可愛いのに、なにこのオプション!!銀さん狼になっちゃうよ!?襲っちゃうよ!?

「旦那も一緒に寝ませんかィ?」

行こうとする銀時の服の袖をつかみ、いった。
何この子、襲っちゃっていいの?この子!!

「いい、いいよッ!銀さんお昼作ってくるから!!!」

精一杯否定して行こうとしたトキ

「そんなにおれと寝たくねぇんですかい?」

そんなこといわれたら寝るしかないよね?
あ、聞き忘れてたけど、寝る=ヤるでいいんだよね?銀さん馬鹿だからわかんないんだな、これが。


+反省文+

猫耳関係ない(おい)
目指せいつか再挑戦!

ここまで読んで下さりありがとうございました!

09.06/02