アオギリ あおぎり汐永に棲む人々から樹木信仰の対象として崇められてきたアオギリ科の木。本来ならば梧木は低木だが、汐永の"アオギリ"は巨大な神樹である。村人からは俗に「みかこしゃん」と呼ばれる。豊饒や安産を司る神であると謂われている。また、みかこしゃんという呼び名は、アオギリがまだ小さかった頃、その近くで衰弱死した狂女に因んで付けられた。