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やだな・・早く駅につかないかなあ

学校に行くために乗った電車に揺られて数分後。お尻に違和感を感じた。私は丁度入口のところで人ごみに押される形になっていた。
最初はお尻を軽く撫でられてるだけだった。やわやわと揉まれて、円を描くように撫でられる。ただそれだけの繰り返しだったのでもう一駅ぐらいこのままで我慢しようと思った。けれどそんな考えは甘く、次第に男の弄る手はスカートの中に。下着の上から触られ、感触がリアルになった。ぞわりと背筋に悪寒が駆け巡る。もう我慢できないと、首だけを振り向かせて行為を止めようとした。

「嘘、まこちゃ、ん?・・」

そう。痴漢の招待は幼馴染みのまこちゃん、橘真琴だった。信じられないと瞬きを繰り返す。

「声だしたら誰かに聞こえちゃうかもしれないね」

にこりといつもみたいに柔らかな笑みを浮かべてまこちゃんは言った。嘘・・まこちゃんが、こんなこと、
考えてる間にもまこちゃんの手がショーツの中にはいってくる。

「ふぅっ・・ん、ぁ・・」
「いつもより感度がいいね。車内だからイケナイコトしてるみたいで興奮しちゃう?」
「・・っ、ち、が、あ・・!」

まこちゃんの指が膣内を犯す。さらに前、ワイシャツがはだけさせられて突起を弄られ甘い刺激が身体を奔った。私は両手で口を覆って必死に声が漏れないようにする。だけれどそれはまこちゃんによってはずされてしまう。

「ナカ弄られるの好きなの?指締めつけてる」
「ん、・・そ、なの、知らなっひゃあ!」

ガリ、と芽を爪で引っかかれ、思わず声をあげてしまう。どうしよう。声抑えられない。まこちゃん酷いよ。こんな場所でこんなことするなんて。

「ほら見てよ。皆名前ちゃんが色っぽいから見てるよ。ほんとは見せたくないんだけど仕方ないよね」

耳元で囁かれて朦朧とする頭で周りを見る。ちらちらと気まずそうに見てくるサラリーマンを見つけた。私と目があえば明らかに動揺しながら逸らされたがまた控えめに見てくる。そのサラリーマンだけではなく、近くにいるものは皆、そんな感じだった。やだ。どうしよう。見られちゃってる。

「淫乱だと思われてるんじゃない?」
「ゃ、ぁ、・・みな、でぇ・・っ」
「・・っ、名前ちゃん、そんな顔」
「まこ、ちゃ、・・」

一瞬視界にはいってきたまこちゃんは余裕がなさそうな表情だった。ふいに、まこちゃんが上に覆いかぶさってきた。

「ダメ、やっぱ見ないで」

きっとまこちゃんは睨みつけたのだろう。こちらを見てくる視線は感じなくなった。かわりにまこちゃんの愛撫が激しくなる。

「っ、!やあ、まこちゃっ、はげし」
「指で我慢してね」
「ひぁ、あ、んあっ・・っ、そこ・・くうぁっ・・!」

キキー、とブレーキをかけて電車が駅に止まると同時、潮を吹いて達した。まこちゃんはすぐに服を整えてくれて、私を支えながら電車から降りる。足に力がはいらないせいかまともに歩けない。イったはずなのにまだ身体が疼いてる。まこちゃんは学校に遅刻するから続きは学校が終わってからね、と言われた。学校にいる間私はまこちゃんが欲しくて欲しくてたまらなくて、なにをするにもまったく集中できなかった。もういいや。昼休みになったら私から誘いに行こう。きっとこれもまこちゃんの企みなのだろう。


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