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真琴とつきあって半年。初々しい彼とは手を繋いだり抱きしめあったりキスしたり、そこまでたどりつくのにいろいろあって、そりゃもう大変だった。セックスだってするまでにかなり時間かかったし、真琴は優しすぎて壊れ物を扱うかのように私に触れる。最初はそれが愛されてるな、って実感できたりして嬉しかった。けれどセックスの時は別の話であって。真琴も気持ちよさそうにしてくれて、私も気持ちいいからそれでいいのだと思っていた。・・なにか最近物足りないのだ。そう。優しすぎて物足りない。真琴にもっと激しく求められたい。余裕がない真琴を見たい。考える余裕がないくらい私を乱してほしい。こう思ってしまう私は我儘なのだろうか。
考えて、私は媚薬というものを真琴の飲み物足に気づかれないようまぜてみた。真琴はなにも知らずに綺麗に飲み干す。すぐに真琴の瞳が虚ろになって、息が少し乱れて、頬を赤くさせて。私に貪るような、ねっとりとしたキスをする。いきなり最初から舌をいれられ、身体が跳ねた。真琴は素早くボタンを外して、ブラのホックをはずす。少しかたくなった乳首にちゅ、と吸い付いて舌で転がしたり、甘噛みより強めにカリ、と噛まれたりして。


「ん・・あっ、ちょ、真琴・・っ」


私が反論する暇もない程に真琴は行為を進めていく。ショーツの隙間から指を二本挿入されてグチュグチュと掻き回された。あの真琴とは思えない激しい愛撫になんだか興奮してしまう。ほぐれてきた頃、真琴は指を抜いて、私のショーツを脱がす。かたく反り上がった真琴のペニスが一気に奥まで挿入されて激しく突かれた。見たかった余裕がない真琴。真琴の色っぽい表情や時折苦しそうに漏れる吐息になんだか嬉しくなる。

「はっ・・なにか、・・盛った・・?」
「ん・・、っ、分かった・・?」
「優しく、できない、だろっ・・?」
「ううん・・いい、の・・もっと、して・・」


壊していいよ

さらにもっとガンガンと突いてくる真琴。汗を拭って真琴にぎゅ、と抱きついた。


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