孤独な蟻 | ナノ
アダムが見捨てたイヴ
イヴが見放したアダム
星屑一番星は流れる
狐が騙したのは愛故にだったのだけど
闇夜見つめた猫
言い訳は逃げるためではない、生きる術である
わたしのこれが屁理屈だというのなら、君のそれは何だというの
孤独な蟻
君がいるからあの過去でさえ輝いた
瞳が教えてくれた真実

理性は君に食べられました
叫んだ囁き、君への愛
わたくしのこころがつかんだきみのこころ
春夏秋冬、永遠だと理解した
僕の嫌いなものは君の言葉、君の嫌いなものは僕の瞳、あの子が好きなのは僕ら
サタンでさえ君を泣かすことはできないというのに
もう一度君と歩む荊道
どろどろに甘いこの言葉を囁いてあげたい
啄む指先
君が生まれた今日に出会いたい
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -