言葉 | ナノ
サディスティック・ロマンス
それなら捨てておくれ
その言葉を飲み込んだ
伸ばした手は空を切る
叶わないってわかってた、だから、奪いたくなった
冷たい瞼に、キスをひとつ
その言葉はあまりにも残酷で、
小さなうさぎは牙を剥いた


会いたくて、逢いたくて、僕は泣く
自分の心に蓋をして、私はあなたに背を向ける
振り向いた君、零れる涙
手を伸ばせば届くのに
壊してしまいたいくらいに、
思い出にさようなら