「いやだーーーー」
泣き叫ぶクウ。
おしおきって・・・そんなにすごいのか?
そいえばクウ殺されるとかなんとか言っていたよな?
でも、いくらなんでも息子だろ?そんな酷い事はしないよな?
クウが大げさなだけなんだろ・・・?
多分・・・・・・。
そんなクウをマオーはむんずと捕また。
「きゃあああーーーー!!!」
なんかクウはこの世の終わりみたいな悲鳴を上げている。
そんな様子を見ていたら、ちょっと心配になって来た・・・。
「あの、マオー・・・クウをどうするつもりなんですか?」
俺はおそるそる聞いてみた。
「んー。まあね。」
そう言ってマオーはクウを軽々と持ち上げて、そのままひっくり返した。
え?
何?
っていうかその格好って・・・・。
お尻ぺんぺんの図・・・・・。
ええええ・・・・ってかお尻ペンペンかよ????
「っていうかソレ??ソレなの??」
思わず俺は言った。だって・・・・
「ソレなのって・・・・明人・・これ酷いじゃん?」
「・・・・それはそうだけど、でも、そんなの・・フツーに小さい子の罰じゃない?」
「え。?」
「ええ?」
クウとマオーの二人、同時に言われて俺は思わず聞き返した。
「何?何なの?」
「こんな酷い事を小さな子にやるとは・・・。地球人はなんて野蛮なんだ」
マオーが驚きながらそう言った。
「えええええ・・・・・ってか。酷い事??はそうだけど・・・・。そんな野蛮とかそんな事言われる事??」
驚くのはこっちだよ・・・・。
「当たり前じゃないかっ。俺が子供だったら死んでるよっ」
クウが言った。
「えええええ・そんな事??ある??っていうか、お前らの常識わかんないよ・・・・・」
やっぱりわけわかんない・・・。さすがに、違う世界の住人だけの事はあるよな。もう、何がなんだか・・・・。
もしかしたら、クウの星とかの人は尻がなんか弱点っていうか刺激をあたえると死んじゃうとかそういうのか?何?
だから聞いてみた。
「クウ達は尻が弱点とか?刺激あたえると死んじゃうとか?」
クウは、マオーに10回以上も尻をたたかれて泣きながら、
「そんな事ないじゃんーーーー。だったらセックスもできないし・。」
とか言った。
「だって、今、子供だったら死んじゃうとかなんとか・・・・」
「ソレはもののたとえ・・・・もうーーー明人は馬鹿っ!!」
クウは尻を叩かれて痛くてわけわからなくなってるに違いない。
なんか支離滅裂なことを言ってる。