「おはよう土方くん、朝練お疲れさま!ちょ沖田邪魔、土方くんの麗しい姿がちゃんと見えない」
「アンタも毎朝しつこいでさァ、マヨとニコチンで早死にする野郎より俺にしときなせェ」
「ふざけんなクソガキが。第一あたしSだし。あんたに攻められるとか鳥肌立つわ、皮膚で大根おろし作れるわ」
「いいじゃねェか、俺と付き合っとけば一生おろし金いらなくなるぜィ」
「いらんわそんな特典。特典つけるなら土方くんつける位してもらわないと」
「それ俺にメリットねェじゃねェか。寧ろ俺メインで土方コノヤローはオマケどころか一緒にひっついてきたゴミみてェなもんでさァ」
「土方くんに向かって何てこと言うのこの腐れドS!」
「それは誉め言葉ですかィ、アンタも素直じゃねェな」
「…お前等いい加減にしろよ」
「あーもう、また沖田のアホのせいで土方くんとあんまりしゃべれなかったーまじ腹立つ」
「あのニコマヨ中毒のどの辺がいいアルか、私には理解できないネ」
「全てに決まってんじゃん。あたしは土方くんのティンカーベル的存在になりたいの、いつもそばで見守ってるみたいな」
「似たようなことさっちゃんも言ってたアルよ」
「うわ、それはヤダわ。じゃあアレだよ、うん、アレになりたい」
「アレじゃわかんないアル、ちゃんと説明するヨロシ」
「あーまた土方コノヤローのせいでアイツとあんまり喋れなかったじゃねェですか、責任とって死んでこい土方」
「ふざけんな馬鹿、大体あれだけ喋っといてまだ足んねーのか」
「当たり前でさァ、俺はアイツのピーターパン的存在なんで常にそばにいなきゃいけねェんでさァ」
「近藤さんと同じこと言ってんぞお前」
「じゃ変えます、俺はストーカーじゃねェんで」
「変えるって、じゃあ何なんだ」
「あたしは、」
「俺は、」
恋に生き、恋と戦うラブファイター!!
「もういっそのことあいつ等が付き合えばいーんだけどな」
「珍しく意見が合うアルな」