漆黒の闇の中に、彼は静かに佇んでいた。

闇に溶け込むかのように、漆黒を身に纏って。

闇の中で妖しく光る、赤。


彼は穏やかな笑みを浮かべて、口を開いた。


「いらっしゃい、ようこそvengeanceへ」



その扉は、開けてはいけない――


vengeance3





                                                by霜月 洸

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