こねた
サクヤとハルキ
たいていの男は、割と簡単に「愛してるよ」と言う。
しかし、本当に難しいのは「僕と結婚してくれるかい」と言わせることだ。
「だってさ」
「だってさ。と言われても、な。…サクヤ、お前は俺になにを望んでいるんだ?」
2013/08/28 (05:57)
コウタとアキト
恋のチャンスは、熟れている時にもがなければならない果物のようだ。
「アキト、…お前」
「なんだよ、コウタ。そんな顔して」
「リクヤと付き合い始めたってほんとか」
「…え?…あ、…う、…うん」
「そう、か。そう、なのか」
「…?」
「おめでとう、アキト。よかったな」
「あ、あぁ、…うん、…有り難う!」
一度、地に落ちたら二度とチャンスはないだろう。
2013/08/28 (05:56)
Gと朝利
「恋と車の運転は似ているな」
「どう言う意味でござるか?」
「どちらもいずれは衝突する、だろう」
2013/08/28 (05:56)
カイトとノゾミ
「人生は重大なものさ。快楽などデザートにすぎない」
「あら、デザートは好きよ」
2013/08/28 (05:50)
リクヤとアキト
「恋はお互いが見つめ合うことだそうです」
「はい」
「対して、愛はお互い同じ方向を見ることだそうです」
「はい」
「私と貴方は恋し合っているのですか?愛し合っているのですか?」
「わかりません。わかりませんが、自分がリクヤさんが好きだと言うことだけはわかります。好きです、リクヤさん」
2013/08/26 (17:38)
prev /
next