瀬田と緋村
瀬「あ、緋村さん！僕、もうすぐ誕生日なんですよ」
緋「そうか。それはめでたいでござるな」
瀬「勿論、傍で祝ってくれるでしょ？楽しみだなぁ…フフ」
緋「おろ？」
瀬「その日だけは刀を置いて、二人で一緒にあーんなコトやこーんなコトをして楽しみましょうね」
緋「おろろ…？？」
瀬「あなたの髪を結うその紅い手絡(テガラ)をこの手で解(ホド)けるのを楽しみにしています…」
緋「いや、拙者は…」
瀬「どうしたんですか？オロオロして。
ああ、逃げようとしても無駄ですよ？スピードは僕の方が勝るんだし。ちゃんと祝ってくれないと、瞬天殺をお見舞いしますからね？」
緋「おろ〜！？ わ、わかったから落ち着くでござる…！！」
「懐く者」
瀬田宗次郎と緋村剣心
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