2022/10/09 17:10
三人
221010
海「カラオケ楽しかったー!」
月「ミサ、ずっと歌ってたな」
海「だって歌って踊る姿を二人に見てもらうチャンスだったんだもん。ねぇねぇライト、ミサ可愛かった?」
月「…ああ。可愛かったよ」
海「心がこもってなーいっ。竜崎さ〜ん」
L「はい。可愛くてずっと見ていられました。物凄く目の保養になりました」
海「竜崎ー💖」
(ガバッ)
月「おい離れろ!」
海「あん、ライト」
月「出任せを言うな竜崎。ずっと食べてばかりでお菓子しか見ていなかったじゃないか、お前。大体何故僕がお前の食い物代を持たなければならないんだ?」
海「竜崎さんの誕生日だからだよ」
L「竜崎さんの誕生日だからです」
海「食べたいスイーツがあったらミサにも遠慮なく言ってね。今日は、どーんと甘やかしてあげちゃう!」
L「ありがとうございます。ですが日頃辛く当たってくる月君に買っていただいた方が私としても嬉しいので、欲しいものは全部月君に買っていただくことにします」
月「辛く当たってるのはどっちだ!?」
海「竜崎さんでも月に甘えたい時があるのね。あっプリクラだ。ねぇ、撮ろっ♪」
(パタパタ…)
二人「……」
月「甘えたい?嫌がらせだろ」
L「月君」
月「何だよ」
L「早速ですがあの店のクリームドーナツを食べたいです。買って来てください」
月「お前ふざけ…… …(溜め息)。何個だ?」
L「三個でお願いします」
★ ★ ★
海「早く早く」
月「いや、僕はいいよ」
海「三人で撮らないと意味ないじゃん。竜崎さん」
L「モグモグ」
海「あれ、ドーナツ買ってもらったの?」
L「はい、モグモグ」
海「結局仲いいんだから。ライトに甘やかしてもらえて幸せな誕生日ね」
L「はい、幸せです。もっと甘えたいです」
月「えっ?」
L「あ、私はLですから写真は遠慮させていただいて…」
月「おい、今のって…」
海「も〜二人とも早く来て!楽しい時間を思い出に残すんだから!」
L「いえ、モグ…私、モグ…本当に」
月「食べるのをやめたらどうなんだ?」
海「竜崎さんカメラあそこ!」
L「あ、はい?」
海「笑ってー!おたんじょお〜びぃ〜、イェーイッ♪」
(パシャッ)
★ ★ ★
海「〜♪」(カキカキ…)
L「ミサさん、人の顔で遊ばないでください」
海「竜崎さんちょっとネコっぽいから。でーきたっ。ほら見て可愛くない?甘えたい気分の猫ちゃん♪これでプリントしていい?」
月「いいんじゃないか?」
L「よくないです。月君だけ冠はずるいです」
海「ライトはイケメン王子だから💖ミサ向こうでシール出てくるの待ってようっと」
二人「……」
月「本当に幸せ?もっと甘えていいよ」
L「もっと?」
月「さっきそう言った、もっと甘えたいって」
L「随分と優しいんですね。あまり調子に乗ると、後からツケを払えと言われそうです。満足ですよ?あなたがいて、弥がいて…こういう過ごし方も悪くありません」
月「ずっと祝うから。来年も、再来年も。ずっと一緒だよ」
L「……。甘えなくとも今日の月君は甘いですね」
月「ああ。お前仕様の極甘だ」
L「クスッ。何ですかそれ」
海「シールが出来たよー」
L「お呼びです。行きましょう」
2022年L誕生日祝い
(月、ミサ、L)
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