こんにちは、もずくです。
　まさかの発明王シリーズ第二弾、完結しました。
　マイナーにも程がある発明王シリーズですが、それでも見守って下さった方々のおかげで完結編を書くことが出来ました。ありがとうございました。

　倉庫で少し書いていたものを超加筆したり、アンヘルに立体機動装置を体験してもらえたり、未来の時代だからこそ出来たことが書けて満足です。一昨年に黎明の時代が完結してからのやりたかったことが果たされました。個人的にはローザとコリーナを出せて良かったです。
　でもちょっと物足りないよねーと思われたそこのあなた！私もです！黎明も進撃も長編で書けるくらいのエピソード盛り沢山だったのをどちらも中編まで削ぎ落としたので余計に！
　なので、50万打企画ではその辺りも補完したいなと思います。二人で過ごす夜の外にいた誰かや誘拐されたアンヘルを一回目の危機に助けた誰かの正体が気になる方はもう少々お待ち下さい。
　何が起きるんだって感じですが、あんなことやこんなことが起きます。何がどうなってもどんと来いな方、よろしくお願いします。
　完結したのにまだ続くのかという感じですが(私自身がそう思いますし)、それでも未来へ続く予感に満ちた終わらない物語の素晴らしさもあると信じたいです。

　そういえば予想以上に活躍したのはこの進撃の時代のソルムですね。予定では当初まったく登場の欠片も存在もなかったのですが、完結してみると彼の存在は必要不可欠でした。オリジナルキャラクターになってしまうし名前はどうしよう、と考えたら過去の時代のソルムを思い出したのでこれしかないと思いました。そんな彼の恋人はマリアです。きっとお似合いで幸せになってくれるでしょう。
　後日談で書き損ねたのですが、アンヘルのメモ書きを参考にした上で中央の技術を駆使した発明『雷槍』で彼は出世して851年の段階では技術班の班長の一人になってます。これからも頑張って欲しいと思います。

　時代を越えた出会いと絆を得たアンヘルと夢主ですが、二人のどちらかの何かのタイミングが違えば同じ時代を生きることも選択の一つだったと思います。未来を否定することになっても、きっと幸せと答えを見つけられたのではないかと。
　それでも、その上で、だからこそ。一緒にいられなくてもお互いを想えば幸せでまっすぐな、あたたかい気持ちになれる彼らの関係を書けたなら嬉しく思います。

　とか言いつつも来世とか別の並行世界で出会えた彼ら二人が結ばれるのはそれはそれで最高だと思います。そんな可能性があるから未知や未来は素晴らしいですね。

　それでは今回はこの辺りで。ここまで読んで頂きありがとうございました。
　今後とも当サイトをよろしくお願い致します。