liebe


自由闊達


進撃22巻感想

【87話】
◆前巻の続きということで、グリシャの過去からスタート。指が……おお……王政編にあったいつぞやの拷問が大したことなかったんだなと思ってしまうような感じですね……。

◆やっぱりダイナが例の巨人でしたということで予想通りでしたが、それにしても彼女の最後の言葉が切ない……そう思ったらシガンシナで彼女がグリシャの暮らす家を見つけたのもわかるような……もちろん巨人の習性から偶然という名の運命の悪戯でしょうが、そう思ってしまいます。

◆薬の量で巨人サイズが調整出来るとは、巨人の研究進んでるなあ……。

◆お前がフクロウだったのか!なんだってー!

【88話】
◆色々教えてくれるクルーガー氏。名前がエレン!?そして13年!?
 まさかのタイムリミット制に戸惑いを隠せない……そしてなぜエレンとアルミンはそんなに落ち着いているんだと考えたら、明日も今日と同じように生きているかわからない世界と状況にずっと身を置いているからかなと。エレンとアルミンの当人らはどーんと受け入れているけどミカサつらいよな……そりゃあ痩せるよ……。
 てか13年でレイス家の皆さん交代してたのか。だとしたらウーリの老化具合?とかが随分早かったんだなあと。
 12巻でライナーが「先の短い殺人鬼同士」とか言ってたのはこういうことなのか。マーレ事情かなと思ってましたが身体の問題だったんですね。

◆「目には見えない道」云々で改めてファンタジー作品だなあと感じました。もちろんファンタジー作品だと最初からわかっていましたけど、改めて。
 巨人の力は食べなくてもそのうち生まれてくる誰かには継承されるけど、食べるなら継承先がちゃんと把握出来るメリットがあるし、普通に死なれたら次どこの誰が巨人になるか、不明になったり力がばらけるのは時勢や支配者によっては普通に避けたいだろうし、食べるよね、普通。

◆「この世に真実などない。それが現実だ。誰だって神でも悪魔にでもなれる」クルーガー氏の言葉はその通りだと思いますし、このページとか前巻にあった「1700年かけて民族浄化」はどう考えても解せなかったので納得。

◆ラストのキース教官が美化されててつい少し笑ってしまって我ながら失礼過ぎる。すみません。

◆その名は『進撃の巨人』!タイトル回収来たー!
 超大型とか女型とか鎧とか外見や能力イメージから来る名前じゃなくて(まあこれは壁内人類が付けた名前でもあるけど)、凄く精神性を重んじてますね。

【89話】
◆ハンジさん再現やめてあげてwwこっちがつらいwwそして兵長の優しさww身に覚えがあるみたいな感じですね(笑)

◆ユミルー!
 壁の中での彼女の生き方について、過去が明かされることでやっと色々わかって、それなのにこれで最期、って感じで綴られる手紙が寂しすぎる……!もっと色々引っ掻き回してほしかったよ!ヒストリアとあんなことやこんなことして欲しかったあああああ!
 もしかして四足巨人のあいつがユミルを食べてあの力を有したのかなあって気がしてきた。あれはまた別の巨人?九つの巨人が全員まだわからないので何とも。
 12巻の別れの頃から二人の再会を夢見ていた私としては切なくてしんどいです。あああー……。

◆そういえば懐かしのイルゼを食べた巨人がユミルと一緒にいましたが、そうなると彼は単なる勘違い巨人だったということに……イルゼとユミルの共通そばかすくらいでそこまで似てない気もするけど……まあ、3巻発売当時にしては壁の外の世界の一端について破格の情報提供者(巨人)ですが、明らかになってみると「勘違いというか人違い!?え、あの、結構間違えすぎじゃないですか…?」みたいな気持ちに。

◆繋がったー!12巻と繋がったー!何これすごい!あの時はダイナの血に反応して『座標』が発動したのか!
 だとしたら今度『座標』操作したい時どうするんだ……仮にもしもヒストリアを使うとして……?リスクあるけど前線へ一緒に行く感じ?

◆エレンが大声上げた時の全員のびっくり顔が(笑)そりゃあびっくりするだろうけど、兵長まで結構びっくりしてる(笑)そしてまさかの「そういう時期」wwwザックレー総統も納得してるww

◆「ミカサやアルミン、みんなを救いたいなら」こ、これはどういうことで誰の記憶なんだ……。

【90話】
◆前の感想でも書いたけど、マルロ本当に頑張ったよ……。
 注射争奪戦については蒸し返すことだろうけれど、つい「蒸し返さないでよフロック…!」な気持ちに……。
 あの時は意識なかったサシャまでバツが悪そうな顔してるのがサシャらしい。私意識あっても見てるだけで何もしなかっただろうな、とか考えてそう。

◆ヒストリア女王陛下が相変わらず美しすぎて困る。そしてやっぱりレイス家血筋との接触が『座標』の鍵なんだなあと。
 別にヒストリア食べるわけじゃないしエレンはそこまで思い詰めなくていい気もするけど、どうなんだろう。

◆ついにやっとウォール・マリアの外へ!あれから一年が経ってました!

◆眼帯をしているということは、ハンジさんの目は治るものではなかったみたいですね。11巻や16巻に続いて今回も完治ならさすがにちょっと色々疑ってしまいそうでしたが、そうはならなかった。
 それにしてもエルヴィン団長が隻腕でハンジさんが隻眼となると誰か隻脚くらいになりそう。

◆海だあああああああああ!
 何だか信じられない……海だよ……ついにここまで来たんだよ……アルミンが海を見られて良かった。本当に。
 みんなわちゃわちゃしてるのに全然海へ寄り付かない兵長について(笑)かなり警戒してるのが可愛く見えます(笑)
 はしゃぐ面々の一方で、やっとやっと憧れの海まで到達したのに、エレンが切ない……。
 まだまだ先の見えない、決して明るいとは言えない未来が待ち受けているのかと思うと……。




 それにしてもどこでこの作品は決着がつくんだろう。予告見たら次からは「新たなる戦士編」っぽくて舞台はマーレ?
 数年前の原作者インタビューで「20巻前後で完結」はもう絶対あり得ないので、作品展開以外に心配も不安もある。

 そういえばアニメseason2はまさかの1クールですしね。12巻まででキリは良いですが。
 仮にseason3があるなら王政編から一気に完結になるのかな。それもどうだろう。仮に2クールで今巻の海がラストなら綺麗だけど、あんまりseasonが増えるのも現実的じゃないといいますか。どうなるのでしょう。

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22nd.Apr.2017


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