別マガ９月号感想
【８３話】
◆一昨年の巨人展の時からジークをエレンの親戚枠だと睨んでますが、グリシャと並ぶとやっぱりその可能性が高いっぽい。
ジークはレイス家を否定している一方でグリシャを敵と見做してたり、やっぱり立場とか相関図の把握がまだ難しいですね……三つ巴？
◆生きてるって信じてたけどやっぱり生きててほっとしました我らが兵長！一人であの巨人の群を切り抜けるとはアッカーマンパワーMAXで凄まじい……巨人の返り血浴びまくってて執念というか修羅を感じます……。
◆アルミン生きてたあああああ！早く注射注射！
ミカサが頭痛を感じているのはアルミンも大切な家族だからなんだと改めて三人組の絆を垣間見ました……。
◆急かすエレンに対して兵長が注射を出し渋ってるのが物凄く伝わる。兵長が注射を使いたいのは団長だけど団長がどこにいるか、生きてるかさえもわからないし……って所に当人が現れるから読んでて変な声が出ました。すごいよラッキー新兵君！よく団長を背負ってここまで来た！
◆それにしてもまさかここまで注射争奪戦になるとは……やむを得ない状況だから誰かが自分に打つ！みたいになると思ってたので……もう団長とアルミン二人で注射半分こしたらいいじゃないですか！って感じですが駄目なのか……。
【８４話】
◆誰も私情を捨てられない注射争奪戦(物理)開始。ゴロツキパンチでエレンの歯がぶっ飛ばされて(エレンの場合またすぐ生えるけど痛そう)、ミカサに兵長が押さえつけられて(さすがの人類最強も体力消耗してるのでゆっくり休ませてあげたい)大変。
◆アルミンの功績をあれだけ羅列されたら確かにアルミンがいなきゃ人類勝てないよ！って初読ではかなり思ってたのですが、読み返したら団長だっていないと困る……と答えの出ないスパイラルに陥る。
◆名も無き新兵→ラッキー新兵→すごすぎる新兵→フロックとついに名前が判明したわけですが、何かめちゃめちゃ語り出した(笑)やっぱりただ者じゃないよ彼は…！
◆「この人にはまだ地獄が必要なんじゃないかって…」フロックのこの言葉で兵長は我に返ったんじゃないかと思う。兵長の中で団長を生かすことは絶対的だったけど、決して団長を苦しめたいわけじゃない、みたいな。
それに団長は悪魔になることを選んで戦っていたとはいえ、悪魔になりたくてなったわけじゃないわけで……。
◆結局兵長はやっぱり優しいんですよね……自分は団長に生きてて欲しいのに、団長を想って解放することを選んで(それも私情と言ってしまえばそうですが、人間だもの)……ちょっと遡ったらミカサがフロックを斬りかけた瞬間も「よせ！」って止めてるんですよ……自分マウント取られて危ないのに……。
この優しさが兵長自身を苛むことがなければいいのですが……。
◆アルミンの輝く瞳とか、ケニーの最期の言葉とか、団長の穏やかな微笑みとか、兵長の回想に私の心臓がつらい。
「みんな何かに酔っ払ってねぇとやってらんなかったんだな……みんな何かの奴隷だった……あいつでさえも……」のケニーの台詞で「あいつ」はウーリさんなわけですが、兵長はウーリさんを知らないのにケニーの挙げた「あいつ」の言葉までちゃんと思い出してあげてるのが私としてはすごく胸に迫りました。
◆そしてベルトルトがあああああ！あっさり退場すぎて、ちょっと戸惑うレベル……超大型は決してラスボスではなかったとはいえあっさりすぎる……これが進撃だと言われたら納得するしかないけど……。
今まで注射注射叫んでたけど、イコールベルトルトも食べなきゃ効果出ないことすっかり忘れてました。まだ死んで欲しくなかった……。
最期も哀れすぎる。104期面々が気にかけて見ていたのはベルトルトのことじゃなくてアルミンが復活するかだったし。
会話しようよ！って感じでしたが、それを78話で突っぱねたのが他ならぬベルトルトだったのでもうこうなる以外になかったのかな……と落ち込みます。
◆あとモブリットさんも死亡確定か……多分そうだろうとは思ってましたが……。副官の鑑です。惜しい人をなくしました……。
◆そういえばユミルの手紙が凄ーく気になる。今ヒストリアが壁内にいるのは正しいことですが、ユミルとの再会とか昔(三年前くらい)はめちゃめちゃ妄想してたので無理そうだなあと思うと寂しい。
16巻の回想にあった「胸張って生きろよ」が素晴らしすぎたから贅沢言ったら駄目かもですが。
◆アルミン復活しましたが、素直に喜べない。
団長とベルトルトの犠牲が大きすぎたせいか、ブラックアルミン化とかしたらどうしようとか心配してます。
この選択で良かったとは思いますけれど。だって仮に団長を蘇生させたら大人組と主人公組の亀裂がとんでもないことになって人類滅亡が不可避になるでしょうし。
とにかくどうなるんだ続き！って感じで気になりすぎます。心臓痛い。