liebe


自由闊達


悔いなき選択2巻感想

◆お、終わった…!全2巻か。3〜5巻くらいまでもう少し続くと思ってたから驚いた。でもだらだら続くより必要な要素を押さえてスマートに終わるのは好感を持てました。あっさり終わったなという印象もありますが(笑)
 しかし完結ということは、1巻の時から覚悟していた結末と向かい合わねばならないということですね……。

◆まずまさかの壁外で一泊。これは考えたことなかった。「夜は動かない」巨人の特性を考えるとまあ確かに大丈夫なのかなと思います。

◆ハンジさんがここでぐぐっと登場。話次第で危うく殺されるところでしたが(笑)そしてイザベルを黙らせるためにお菓子あげるとか策士。

◆雨の中での三人のやり取りと選択シーンで先がわかってしまって覚悟を決めました。

◆だから私はこの二人に極力愛着とか持たないようにしてきたのに、イザベルの恐怖と絶望に満ちた最期の顔つきにもう色々持って行かれました……あああもう、もう……。

◆ファーランも最期を悟って片手を上げて静かに別れを告げるとか……あああ……「お前ら以外他人の命に責任を持ちたくない」とまで言った二人を目の前で喪うって……。

◆実はフラゴン分隊長は三人を追い出すために良からぬことを企むんじゃないかと1巻では勘ぐっていたのですが、さすが分隊長の地位にいる人だけあって普通に良い人だった…!

◆サイラム、君は男の子だったのかと思いながら彼も最期壮絶。

◆正直最終話のスミス分隊長の説得より七話が重すぎて心に刻まれてます。
 でもブレードを手で受けるのはすごかった。切断とかならなくて良かった……いやこれはさすがにないか。とにかく手当てしたい気持ちに駆られます……。

◆原作の六年前の時系列でも立体機動の扱いはすでにトップクラスだし、人類最強誕生ストーリーのスタート位置としては「遅い」ですよね。もう誕生してるよね、的な。
 あと彼の内面については若さを理由にしても「?」が多くて大人の事情が感じられましたが、この点は仕方ないかなと思います。原作者ではないスピンオフですし、彼の過去は原作で今後明らかにされることだと思うので。

◆イザベルもファーランもフラゴン分隊長も原作では一切出てこないしこれからもずっとそうでしょうが、兵団で過ごした数ヶ月が知りたいなあと思うくらいに彼らが気になっているので、この感情を何とかしたい。

ずっと気になっていた作品なので最後まで見届けられて良かったです。
あと対談読めて嬉しかったし興味深かったですね。原作の今後が気になります。

comment : 0
25th.Aug.2014


×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -