またいつか
ここまで読んで下さった皆様、お疲れ様です!
原作沿いも順調に『旧本部生活編』が終わり、『女型の巨人編』がスタートしました!
皆様が読んで下さるおかげで、ここまで書くことが出来ました。ありがとうございます。拍手や感想など、いつも本当に嬉しかったです。お返事不要の方もここでお礼を言わせてください。ここまでたどり着けたのは皆様のおかげです。本当に本当にありがとうございます。
ここまで四ヶ月。原作沿いは三ヶ月。一ヶ月弱で原作前の20話が書けたことを思うと、原作沿いはものすごくエネルギーを消費することが判明しました(笑)
今後もこのくらいのペースか、展開の過酷さに心が摩耗してスローペースになるかと思います。この世界を未来を思うと予想以上につらいですね……。
しかし今後の展開を鑑みつつ、私も覚悟を持って臨む気持ちは変わりません。「付き合ってやるぜ!」って方はどうぞ、今後もよろしくお願いいたします。
こんな感じで! 兵長と夢主の関係もキリが良いし年越しだし、ということで「あとがき」ならぬ「なかがき」です!
いつもblogで書いている「あとがき」みたいに私がひとりで盛り上がっているだけですが(笑)長いので、お時間ありましたら以下どうぞお付き合い下さい。
◆終わったー!ばんざーい!年内に女型突入まで書くのが夏の目標だったので初志貫徹出来て嬉しいです!ノロウイルスのおかげでスライディングでしたが年内は年内!
◆しかし『旧本部生活編』も終わってみると短く感じますね。書いている時は「女型はまだか」とか結構ずっと思っていたのに……。まあ、何事も終わってみたら短く感じるものですよね。そして終わってみると……寂しいものですよね……。
◆実は予想外の展開(アルト様再登場とか)も割とよくあって「どうする!?」とひとりで慌てたりもしましたが、だからこそ「書けたこと」や連載開始の8月に決めた「書くべきこと」が達成出来て満足しています。予想外の展開はこれからも間違いなくあると思うので不安ですが、制御しつつ楽しむ予定です。
◆皆様お気に入りの場面やお話はありましたでしょうか? 私はもちろんどれも大変愛着ありますし一話ごとにこだわってましたが、強いて挙げれば『なぜならそこに愛があるから』ですかね。旧本部メンバー総出演で書いててひたすら楽しかったです。
「もう少しラブラブになって欲しい」のメッセージを頑張って(当時の私なりに)生かそうとした『ご主人様はひとりだけ』も思い出深い。
『血染めの絆たち』ラストシーンなども気に入っています。
◆リヴァイ班の面々は書くのが楽しすぎてつらいくらいでした。お兄さんなエルドさんに頼もしいペトラ、良きオルオ、そして私はグンタさんに全力で謝らなければならないなぁ……。
今後も彼らには番外編にちょくちょく出て頂くと思うので寂しくはない……と思うようにしています。
◆あとは夢主所属するミケ班も書いててこんなに楽しくなるとは思わなかったですね……。今後も彼らには番外編に(略)
◆『旧本部生活編』でもそうでしたが、今後も847〜849年の出来事を踏まえる話がありますので「実は原作沿いしか読んでないぜ!」って方はお時間ある際に『翼のサクリファイス』(無印)を是非どうぞ。
兵長視点の話などがある番外編『断章の羽根』もついでによろしければ。
◆借り人競争はベルトルト中編『さよなら王子様』にも同種イベントがありましたが、先にほぼ全体を書いていたのは今作で、あっちが後です。楽しいイベントだと思って使いました。クロスオーバーのつもりはありませんが、どちらも楽しんで頂ければと思います。
このイベントはもともと48年か49年の出来事の予定でしたが、上手く入れられなかったので原作沿いで入れられてパズルのピースがちょうど置けたような満足感がありました。
◆で、「やっと」というべきか「もう」というべきか、兵長と夢主の関係が落ち着きましたね。
8月にざくっと展開は決めていたものの、兵長との関係はどうなるか決めないままずっと書き進めていたので何だか不思議な気分です。最初はずっと848年のような関係のままかと思っていたのに、849年に兵長がいきなり行動起こしてからは余計に彼らの関係がどうなるかと思いました。
しかし、今回更新した話を修正していたら兵長の時と同じような感覚が走ったので、夢主もここで想いをきちんと伝えることになりました。お、おめでとー!
『お前に翼を与えよう』も『可愛いフロイライン』も連載開始前の超初期に大半を書いていたので、書き手としてはある種の共通点を感じられて面白いです。あと片手お姫様抱っこ(笑)この名称は果たして正しいのかわかりませんけども。
◆私としては恋人未満な関係が好みですが、それは番外編でいくらでも書けるし、今後は両想いらしいことが出来たら良いですね。
これで兵長は彼女を我が物顔出来ますし、いちゃいちゃライフの始まりです!
……と言いたいところですが、次回より第57回壁外調査開始、女型の巨人編が本格スタートです。
さあ、そんな甘やかな時間は訪れるのか訪れないのか!
そして強く深くなった彼らの絆は果たして更なる絶望を呼び寄せる引き金となるのか、数少ない希望のよすがとなるのか!
本当の進撃は、ここから!
長いのにここまで読んで下さってありがとうございました!
今後もよろしくお願い致します!
もずく
2013/12/31
2013/12/31