【RESONA】…レソナ。ラテン語。共鳴せよ、響き渡れ。


〇設定
RESONA世界は地球上にかつて存在したパンゲアのような大陸がイメージで、ループはその超大陸を初めて一つに統一した初代王です。
この世界では不眠・不死の王ループが自然や生き物等と対話し、数々の「平和的魔法契約」を結ぶ事によって、およそ2000年もの長い間平和が保たれていました。

ループの住む都は広い国土のほぼ中央にあります。
国の南端に位置する主人公のメルローズの村などからはとても遠いですが、ループは普段青球体を自分の目として飛ばし、国中を力の源でもある青い鏡で見ていました。
青球体は「王の目」とか「おひかり」なんて呼ばれたりもしている手の平サイズの青く光る球で、虹を見るのと同じ位の頻度で国中で目撃されていたようです。

また、各地に幾つかあるループ御用達の場所には魔法によって都直通の入口が造られていて、緊急時には誰でも使用する事ができました。(ループが眠ってしまった今はもちろん使えませんが。)

国土の1/3は誰一人入れない立入禁止区域になっています。
ループがいつからRESONAの王なのかは今はもう誰も分からず、彼が国の王になった頃に何があったのか記録すら残ってない黒歴史状態ですが、ループには過去そこで起こった事に関わる理由により、立入禁止区域にいつかは行かなければという思いがありました。

こうした事情の中で試みられた「外の世界」との契約の失敗がループを長い眠りにつかせる事になり、青い鏡を依代としていた力は世界に散らばってしまいます。

相棒の猫シャイニーは、ループが今まで交わした世界の契約が破られる事を危惧し、ループを再び目覚めさせようと、飛び散った力の破片を持つ人物を探し始めます。
鏡の破片の力を持つ者はお互いが共鳴して引き合うので、シャイニーは都にいる破片の力を持つ者全員に旅を命じます。

こうして主人公メルローズは都から来たウィルと出会い、契約が破られ壊れ始めた国を旅していきます。


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