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これにて長編『つれづれなるままに』は完結です

読んで頂いた皆様ありがとうございました!!

“暇”をテーマにした作品だったので最初はいつ終わるんだろうと自分でも思っていました(笑)

ですが、はい。終わらせることが出来ました。

完結出来たこと以上にこれを読んでくれる読者様がいることが管理人にとっては涙が溢れてきそうなくらい嬉しいです。


本当にありがとうございました!




ではおまけをご覧ください





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立食パーティーは私達のお礼の言葉で幕を閉じ、いつもの仕事場ではなく寝室へと来ていた。


「驚いたな」

「ほんと!……あ、スパナちょっと手かして!」

「なんで?」

「指輪!私がはめ直す!」


私はスパナにはめてもらったけど、こっちからは出来てなかったし。


「あんたの考えはよく分からないな」


なんて言いながらも手をかしてくれるから、私はその手をとって指輪を外すと今度は慎重にゆっくり薬指にはめていった。


「……よし!」
「………。」

「なしたの?」


スパナは自分の薬指をじっと見つめてて、呼び掛けるとスパナは顔を上げて私の名前を呼んだ。



「んー?」

「今日は初夜だったな」

「へっ…!?」

「違うのか?」

「いや、ち、違わなくはないけどっ。なんていうかその、」

「違わないなら良い」

「んっ…」



それから甘い甘いキスが降ってきて、ベッドに倒れ込んだ。




その後どうなったかなんて恥ずかしくて言えたもんじゃない。







End.

スパナが名前の手をよく見ていたのは指輪を買うためという裏話もあったり。





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