『お父さん、待って、行かないで、僕とお母さんは……?』
『大丈夫だよ、俊輔。必ず、二人とも迎えに来るからな』
「シュンっ」
そんな依頼後、ある日のこと。
「これ、この記事……!」
新聞の記事の一面を、一枚捲ったそこには、ある研究団体の功績が称えられていた。ある実験が、長年の努力の末に成功したらしい。
その研究団体のリーダーの名は、『弘瀬敦俊』。
「……俺、そういや母さんの旧姓じゃなかった、な……」
数日後、彼の元に一人の男性が姿を現したのは、また別のお話。
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