※わんこコス源田


「あッ、ふ…さく、まぁ…」

「んー?」


裸に剥いた源田の下半身は源田が出したもので濡れそぼり、後ろまで垂れて尻尾型のバイブを濡らしていた。低い音を立てながら激しく振動するバイブに源田ははぁはぁと浅く呼吸をする。口を閉じていられずに舌を覗かせる姿は本当の犬のようでそそるものがある。首輪から伸びたリードを軽く引いて、ベッドの下にへたり込んでいる源田に軽く口付けてやると涙を溜めた瞳が嬉しそうに細められた。


「ほら、源田。わんこは御主人様に何するんだっけ?」

「ん、んー、ぅ…ご、ほうし…」

「わかってるなら、な?」


犬耳のカチューシャを付けた源田の頭を撫でて促してやる。源田は困ったように眉を下げながら、もたもたとオレの前を寛げて自身を取り出した。少し反応している自身を躊躇いがちに口に入れる。初めてではないのに、その慣れない初々しい仕草だけで酷く興奮してしまう。源田の舌はたどたどしくオレ自身を舐めたり吸ったりする。これが他の女とかだったらこの下手くそ、みそ汁で顔洗って出直して来いとでもなるのだが。


(本当に可愛いよなぁ、コイツは)


サッカーをしてる時と寸分違わない懸命さに頬が緩む。時折頭を撫でてやると、いつも見られない上目遣いなんてものが拝めて下半身が更に元気になってしまう。悪戯に突き上げたら涙目になるその表情もまた堪らない。もっといじめてやりたくなって、源田の顔をぐいっと押して離す。源田は驚いてぽかんとした表情をするが、すぐさま不安げにオレを見つめてくる。恐らくオレが怒ったとでも思ったのだろう。


「さ、さく…」

「源田、目閉じとけよ」

「へ?あ、う…」


源田は言われた通りに目をぎゅっと暝る。まったく従順すぎて可愛い犬だ。オレは表情が緩むのも隠さず自身を軽く扱いて、我慢していたものを源田の顔面に吐き出す。白濁の粘液が源田の顔に飛び散った。源田はびくっと肩を震わせて、何をされたのか分からず疑問符を頭の上に浮かべている様子。どこまでも鈍い。オレはその表情を許可なく写メに残す。その音にも肩を跳ねさせる源田に顔がにやける。暫くおかずには困らなそうだ。


「悪い源田、顔に牛乳を飛ばしちまったみたいだから全部舐めてくれ」

「ええっ、ぎゅ、牛乳って…んむっ!」


下手な嘘を吐きながら源田の顔に付いた精液を指で掬って口に運んでやる。普通は口に入れた時点でこれが牛乳じゃない事くらい気付くが、源田は恐らく本当に牛乳だと思いながらオレの指を舐めているのだろう。必死に指を舐める源田の頭を撫でてやり、顔に付いた精液を少しずつ綺麗にしていく。ある程度まで舐めたら精液はウェットティッシュで拭き取って、よく出来ましたと額に口付ける。しかしゆっくりと目を開く源田の発した、「しゃくまぁ…」発言にオレ自身はまた元気になってしまった。


「ど、どうした?」

「し、しりが…ジンジンしれ…」


そう言えば尻にバイブを突っ込んだままフェラさせていたとぐでぐでになっている源田をベッドに引き上げて、バイブを抜き去る。俯せでふわぁと間の抜けた声を上げる源田の頭を撫でながら、腰を掴んで自身を背後から押し付ける。源田が既に蕩けかけている表情でオレを見上げてくる。オレは堪らず舌打ちして源田のナカへと侵入する。


「っ、ふあぁ…」

「う、ちょっと締めすぎじゃ…源田?」


入れただけでキツく締め付けてくる源田をからかってやろうとするも、源田は荒く呼吸をしていて脱力している。どうやら、我慢させ過ぎたのかイッてしまったらしい。ベッドに突っ伏してダウンしている源田には悪いが、オレは寧ろ元気になってしまっているので今更引く事は出来ない。小さく動くぞ、と声を掛けて腰を突き動かす。源田はぴくっと反応すると声にならない悲鳴を上げて嫌々と首を振りながら逃げようと腰を引く。達したばかりで辛いのは分かっている。だがオレだって途中で止められるのは辛い。


「あ、あ、あうぅ…しゃく、も、やめっ」

「…悪ィ、やめらんねっ」

「ひぁ…あ、ごめ、なさ…っ」


もうまともに喋る事も出来ない源田を抑えつけて犯すなんて酷い男だと思う。だが、訳も分からず犯されて謝る源田に興奮するなという方が無理で。結局源田が気絶するまで源田を突き上げ続けたオレは、罪悪感に胸をチリチリ苛まれながら源田の体を綺麗にしてシーツを変えたベッドに寝かせてやった。(おい今オレに源田を運ぶ力なんかないと思ったヤツ前に出ろ皇帝ペンギン喰らわせてやる)


「悪かったな…」


すやすやと寝息を立てている源田の頬を撫でて額に口付けながら小さく口にした謝罪の言葉。起きている間はきっと素直には言えない。普段だってセックスの時だって優しくもしてやれない。オレの源田への愛情表現は、ただ押さえ付けて支配するような、そんな乱暴なものでしかない。


「ん…佐久間?」

「あ、起こしちまったか…体、平気か?」


徐に瞼を上げた源田は寝ぼけながらオレの手に擦り寄ってくる。そのまま頭を撫でて髪に口付けてやれば、源田はもう一度オレの名前を呼んで起き上がる。まだ辛いだろうと寝ているよう促すも、源田は眉を下げながらそっと唇を押し当ててきた。


「すまない、実はずっと口付けがしたくて、その…」

「……そんなモン、幾らでもしてやるさ」






あなたに支配されることすら甘く
(支配されているのは果たして)



***

リクエスト消化遅くて本当すみまっせん!!
わんこ受けの可愛さは異常。わんこ攻めも好きだけど俺様×わんこはもっと好きです。
源田はいつまでも健気でわんこでおかんで純情が似合う系男子で居て欲しいですね…ん?何言ってんだかちょっと意味が分からない。裏を書き上げた後のテンションっていつも変なんですすみません><
では、これじゃ気に食わんという場合は御一報下さい!リクエストありがとうございましたっ!







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